お坊さんマネーコーチが教えるお金にとらわれない生き方

佐藤颯融【著】

• 販売会社／発売会社: サンクチュアリ出版
• 発売年月日: 2012/11/14
• JAN: 9784861139758

商品レビュー

2024/05/12

お金がない人とは友達になるな的な意味のことが書かれていておもんねーなって思ってしまった。
金があろうが、なかろうが友達になるにあたってそんなことどうでも良すぎる。マネーの墓？とか知らんがな。そんなんどうでもいい一緒に入ってやるよってやつが友達なんじゃねえの？本当にあなたの友達は「友達」ですか？超疑問
自分の経験上、今で言う「多様性」を認められない人の意見って面白みがない。（タトゥーが入ってたら犯罪者とか）
面白かった試しが今んとこない。人間的魅力がない（私から見たらってだけ）
多分私もそういう人嫌いやし、そういう人も私のこと変やこいつ、嫌いってなるんやろうなと思う。お互い嫌い。
友達関係まで口出しされたらいや、お前誰？ってAwich みたいになってしまうわ。

2022/01/10

お金への取り組み姿勢を見直すきっかけになる本でした。
専門書ではないため、ふわっとした内容ではあるものの、
ポイントは抑えていて、読みやすいです。
お金に向き合う心の専門書のような感じだと思います。

2013/06/16

マネーコーチであるお坊さんが書かれた本であり、お金と上手に付き合うためのヒントが仏教の知識を背景に書かれてあります。以前、何かの本で「お金とは、あなたの人生に対する考え方である」というフレーズが印象に残っていたので、この本の帯に「お金はあなたの人生を写す鏡」と書かれていて、思わず惹かれてしまいました。

お金の基礎力をつけるには、最低３か月は必要とのことで、その年月を過ぎると習慣となり、３年過ぎるとプロとなり人生が変わる（ｐ２３）そうです。確かに同じことを３年も続けていると、３年前の自分と比較すると別人のようになっていることに気づきます。今日の選択が、自分の３年後の姿を決定しているのかもしれませんね。

この本は、お金を増やす小手先のテクニックを紹介しているのではなく、お金とどう向き合うべきか、という根本の部分に対するアドバイスをしています。ここで書かれていることは、数年後のある日突然理解できるかもしれないので、この本で気になったポイントは残しておこうと思いました。

以下は気になったポイントです。

・仏教では、様々なストレスを引き起こす諸悪の根源を「煩悩」と言い、その中で最も根源的なものを三毒（貪、じん、ち）と呼ぶ、貪は欲にまみれて必要以上に求めること、「じん」は怒りや嫉妬、「ち」は迷い、真理を見失ってしまうこと、しかし煩悩は人間にとって強力なエネルギーとなる（ｐ４、８４）

・自分が満足する水準を見極め、自分だけが良くなれば、という考え方から脱却して、他人のためにお金をどう活用するかという視点を持つ（ｐ３３）

・会った後もお互いが切磋琢磨しあえる関係を続けるかのほうがよっぽど重要（ｐ３７）

・悪い貯金を避けるために、定期的に自分のお金がどうなっているかチェックし、意味なく貯まっているお金は循環させる（ｐ５１）

・株式投資においては、自分が満足する金額＝これ以上損したくない金額をあらかじめ決めておく（ｐ６４）

・欲しいモノを書き出して、それを具体的（ブランド名、数量）を表現、罪悪感は持たずに、その作業に専念、早朝に行う（ｐ１０２）

・自分の煩悩について、１）緊急性（本当に今必要か）、２）実現可能性（身の丈越えてないか）、３）お金が不可欠か、４）人生に影響を及ぼすか、５）自分のためか他人のためか、で確認する（ｐ１０４）

・大きなゴールを設定したら、そこに至るまでの主要なマイルストーン（小目標）をいくつも設定する（ｐ１１５）

2013年6月16日作成