商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/11/15 |
JAN | 9784480015594 |
- 書籍
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「加藤周一」という生き方
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「加藤周一」という生き方
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
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ながく編集者として交流があり加藤逝去後、資料整理をしている鷲巣氏にしか書けない、著作活動の背景の事情や情報。著作集などを既読の読者にも、背景や連関の解説によりその理解を深くさせ、加藤理解を進めさせてくれる。 加藤ファンには必読の書だろう。
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131116 中央図書館 大学受験の頃、評論文の練習で加藤周一がよく出てきたような記憶がある。まさか、『羊の歌』ではなかったが。医者でありかつ文芸評論を初め文化の全方位に発言できるということで、伝統的なアカデミズムから離れたところで活動していたらしい。 古今東西文化人文科学、す...
131116 中央図書館 大学受験の頃、評論文の練習で加藤周一がよく出てきたような記憶がある。まさか、『羊の歌』ではなかったが。医者でありかつ文芸評論を初め文化の全方位に発言できるということで、伝統的なアカデミズムから離れたところで活動していたらしい。 古今東西文化人文科学、すべてを頭におさめ、時間軸も空間軸も分野横断も平気で、それによって余人にはできない発想ができたのだから、まさしく巨人的博学であったのだろう。 その点では林達夫とも共通するが、林が文筆には寡作であったのに対し、加藤は旺盛な表出に意欲的であったことが違うという。そこは性格によるのか、自然科学を出発点としたことによる違いではないか。 また、残されたノートは1万ページに及ぶという。さらに日本語、漢文であってもドイツ語、フランス語、英語に置き直して考える習慣としていたという。全く恐れ入る。
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