- 新品
- 書籍
- 文庫
- 1225-07-02
れくいえむ 文春文庫
363円
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 1975/07/10 |
| JAN | 9784167149017 |
- 書籍
- 文庫
れくいえむ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
れくいえむ
¥363
在庫なし
商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
『れくいえむ』を書いた郷静子さんは昭和4年生まれ。ご自身の戦争体験をもとにした小説だけに時代の空気が伝わってくる。憲法改正の暗雲漂う今だからこそ読もうと思った。 節子となおみの往復書簡には戦時中の思春期女性の揺れが描かれている。育ちや考え方が違っても、互いの存在を必要とし、友情を...
『れくいえむ』を書いた郷静子さんは昭和4年生まれ。ご自身の戦争体験をもとにした小説だけに時代の空気が伝わってくる。憲法改正の暗雲漂う今だからこそ読もうと思った。 節子となおみの往復書簡には戦時中の思春期女性の揺れが描かれている。育ちや考え方が違っても、互いの存在を必要とし、友情を育んでいく。 でも、時代が悪すぎた。 節子は、立派な軍国少女を目指して軍需工場で働いているが、家族の死を経験するたびに心に葛藤が生まれていく。 ふたりは、戦時中でも、『チボー家の人々』や『ジャン・クリストフ』などの文学について語り合う。 手紙は二人にとって自由を味わえる救いの場所だったのかもしれない。 しかし、その手紙のやり取りさえも戦争によって断ち切られてしまう。 この鎮魂歌は、私達戦争を体験していない世代に読み継がれるべき。まだ引き返せる。
Posted by 
日本の戦時下で両親や兄や親友を喪い、そんな中でも必死に生きようとした女学生の生き様を描いた物語。 戦争という残酷な状況をありありと描かれていて、痛ましい。 レクイエム(安息を)とは、死者が天国へ迎えられるよう神に祈るうミサのこと。 諸所で「一所懸命」という言葉が節子から発せられる...
日本の戦時下で両親や兄や親友を喪い、そんな中でも必死に生きようとした女学生の生き様を描いた物語。 戦争という残酷な状況をありありと描かれていて、痛ましい。 レクイエム(安息を)とは、死者が天国へ迎えられるよう神に祈るうミサのこと。 諸所で「一所懸命」という言葉が節子から発せられる。 「一生懸命」ではなく「一所懸命」という所に、「今此処」を生きる必死さがうかがえる。 これが日本で起きた事だったなんて、なんて切ないのだろう。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦時下を必死に生きた女学生の物語。 横浜の空襲が描かれていて、この時代に生まれなければ平和に過ごせたであろう主人公の苦しみと無念を思い絶句した。 懸命に生きる人々が選んだ道はどれも尊重されるべきであり、そういう世の中であって欲しい。どれを取っても正解がなく、途方に暮れる。 お国のため、戦争に勝つために、家族友人そして自分の体の健康から心まで、全てを捧げなければならなかった主人公が不憫でならない。
Posted by 
