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ナニカアル 新潮文庫
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ナニカアル 新潮文庫

桐野夏生【著】

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ナニカアル 新潮文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/10/30
JAN 9784101306377

ナニカアル

¥825

商品レビュー

3.6

49件のお客様レビュー

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2026/06/09

読売文学賞 島清恋愛文学賞 昭和を代表する女性作家、林芙美子の未発表原稿が、死後四十年近く経って自宅で発見されたという設定の小説。 そこには、陸軍の嘱託として、文章で戦意高揚させよという命を受けて、赤十字のマークをつけた偽装病院船に乗り、南方へ向かった顛末が書かれていた。 船...

読売文学賞 島清恋愛文学賞 昭和を代表する女性作家、林芙美子の未発表原稿が、死後四十年近く経って自宅で発見されたという設定の小説。 そこには、陸軍の嘱託として、文章で戦意高揚させよという命を受けて、赤十字のマークをつけた偽装病院船に乗り、南方へ向かった顛末が書かれていた。 船上や東南アジアで、船員や年下の愛人と逢瀬を重ねる芙美子。 また、軍や出版関係者の誰がスパイなのかわからないという戦時によくある緊張感もある。 有名な『放浪記』にも描かれているように(読んでないけど)、異性関係にだらしなく、世間の顰蹙を買っていた芙美子が本当に書いたように思わせるのはさすが桐野夏生だった。 今でも、林芙美子研究は盛んだが、その資料として重要な、林芙美子から愛人の高松棟一郎(この小説内では斎藤謙太郎)に宛てた手紙は、高松が骨董屋に売り払ったことで残っているということだ。(信じられない行為だが、そのおかげで、貴重な資料が残ったということだ) 2010年度の島清恋愛文学賞を受賞しているが、その当時は白山市主催であり、私は授賞式を見に行った。 今は亡き、藤田冝永が選考委員で、選評をしていたのを覚えている。

Posted by ブクログ

2025/12/27

序盤は話の流れが掴みにくく、やや時間がかかる。目が文字をなぞっているだけで情景が思い浮かびにくい。しかし、林芙美子恋人である斎藤が出てきたあたりから、戦争の残酷さの割れ目で恋を楽しんだり世の中の絶望に対抗したりする姿が鮮やかに描かれている。

Posted by ブクログ

2025/07/26

何の情報もなく、ただあらすじが面白そうだった、桐野夏生さんの本だから。で読みました! あとがきで実在した人と知りました。 本当に1人の女性の人生を覗き見しているような。凄いリアルな目作品でした。 旦那さんが気の毒なんだが・・・・・

Posted by ブクログ

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