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棘の檻 ラヴァーズGREED
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棘の檻 ラヴァーズGREED

本庄咲貴【著】

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棘の檻 ラヴァーズGREED

649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2012/10/25
JAN 9784812491164

棘の檻

¥649

商品レビュー

2.8

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2015/05/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

 篠田白斗は、警察官である兄の利一に急に呼び出され、意気揚々と指定された住所に向かっていた。  実は白斗は、兄の利一に恋心を持っていて、そんな利一に久々に「会おう」と言ってもらえたことが嬉しくてたまらないのだった。  ところが、出向いた先で待っていたのは残酷な現実で。  いきなり利一に押し倒され、白斗が自分の想いが成就したのだと思ったのも束の間、そこにはもう一人の男がいて、利一に押さえつけられたままもう一人の男・玖珂に犯されてしまう。  あまりの事態にショックを受ける白斗であったが、白斗と利一の間に、ある確執があり、白斗は二人がかりで犯された現実さえも、「仕方のないこと」受け入れてしまう。  そんな白斗に対して、玖珂は「堕としてやる」と言うと、わざわざ白斗の職場まで訪れ、白斗にいたずらしていった。  それ以来、白斗は玖珂の言うことを聞かざるをえなくなり……  という話でした。  最初、私の苦手な「3Pものだ!?」ってなったんですが、最初の一回以外、利一はほぼ出てこず。  もちろん、白斗の心理面としては利一の存在は大きいんですが、3Pものだ、と期待して読むと残念な思いをすることになると思います。  ただ、メンタル的な話か……と思えばそういうわけでもなく。  利一も白斗も、「こういう人間だ」という設定が先走っている感じがして、それに伴った行動をしているので、「いやいや、普通こんなことしなくね?」という行動を取っている点もままあって、イマイチ納得できなかったり。  全体的にちょっと言葉足らずな印象かなあ……と思いながら、読んでました。  確かに、オモチャ使ってたりとか、エロいはエロいんですが、根底にあるのはもうちょっとセンチメンタルなもので、それをうまく生かしきれてない感じがして、もったいない小説だなあ……と思います。  ハードなものをお好みの方にはいいかもしれませんが、それにしてもちょっと中途半端、かな。

Posted by ブクログ

2013/04/14

三角関係、3Pあり。 どんな内容かと思ってみたら、すっごいわたし好み。 お兄さんにとある負い目のある主人公が、あるマンションに呼び出されてのこのこ出ていくと・・・3Pを強要される。まあ、出だしはそんな感じです。 3人とも人間臭いキャラクターで、共感できるところも多くて面白い小説...

三角関係、3Pあり。 どんな内容かと思ってみたら、すっごいわたし好み。 お兄さんにとある負い目のある主人公が、あるマンションに呼び出されてのこのこ出ていくと・・・3Pを強要される。まあ、出だしはそんな感じです。 3人とも人間臭いキャラクターで、共感できるところも多くて面白い小説ですね。

Posted by ブクログ

2012/12/20

本庄先生の作品は、設定が好きで割と読むんですが、毎回どこか惜しいと感じます。 今回は、兄が弟を憎む理由と弟が兄を慕う理由が弱いかな…と思いました。 兄の全て許してしまう理由が「家族だから」というのは、納得できるような納得できないような… エロは毎回濃厚なのですが、濃厚過ぎても途中...

本庄先生の作品は、設定が好きで割と読むんですが、毎回どこか惜しいと感じます。 今回は、兄が弟を憎む理由と弟が兄を慕う理由が弱いかな…と思いました。 兄の全て許してしまう理由が「家族だから」というのは、納得できるような納得できないような… エロは毎回濃厚なのですが、濃厚過ぎても途中で飽きてしまいます。 まだ一回しか読んでないので、読み返してから追記します。

Posted by ブクログ

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