商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2012/10/25 |
JAN | 9784812491164 |
- 書籍
- 文庫
棘の檻
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棘の檻
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商品レビュー
2.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
篠田白斗は、警察官である兄の利一に急に呼び出され、意気揚々と指定された住所に向かっていた。 実は白斗は、兄の利一に恋心を持っていて、そんな利一に久々に「会おう」と言ってもらえたことが嬉しくてたまらないのだった。 ところが、出向いた先で待っていたのは残酷な現実で。 いきなり利一に押し倒され、白斗が自分の想いが成就したのだと思ったのも束の間、そこにはもう一人の男がいて、利一に押さえつけられたままもう一人の男・玖珂に犯されてしまう。 あまりの事態にショックを受ける白斗であったが、白斗と利一の間に、ある確執があり、白斗は二人がかりで犯された現実さえも、「仕方のないこと」受け入れてしまう。 そんな白斗に対して、玖珂は「堕としてやる」と言うと、わざわざ白斗の職場まで訪れ、白斗にいたずらしていった。 それ以来、白斗は玖珂の言うことを聞かざるをえなくなり…… という話でした。 最初、私の苦手な「3Pものだ!?」ってなったんですが、最初の一回以外、利一はほぼ出てこず。 もちろん、白斗の心理面としては利一の存在は大きいんですが、3Pものだ、と期待して読むと残念な思いをすることになると思います。 ただ、メンタル的な話か……と思えばそういうわけでもなく。 利一も白斗も、「こういう人間だ」という設定が先走っている感じがして、それに伴った行動をしているので、「いやいや、普通こんなことしなくね?」という行動を取っている点もままあって、イマイチ納得できなかったり。 全体的にちょっと言葉足らずな印象かなあ……と思いながら、読んでました。 確かに、オモチャ使ってたりとか、エロいはエロいんですが、根底にあるのはもうちょっとセンチメンタルなもので、それをうまく生かしきれてない感じがして、もったいない小説だなあ……と思います。 ハードなものをお好みの方にはいいかもしれませんが、それにしてもちょっと中途半端、かな。
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三角関係、3Pあり。 どんな内容かと思ってみたら、すっごいわたし好み。 お兄さんにとある負い目のある主人公が、あるマンションに呼び出されてのこのこ出ていくと・・・3Pを強要される。まあ、出だしはそんな感じです。 3人とも人間臭いキャラクターで、共感できるところも多くて面白い小説...
三角関係、3Pあり。 どんな内容かと思ってみたら、すっごいわたし好み。 お兄さんにとある負い目のある主人公が、あるマンションに呼び出されてのこのこ出ていくと・・・3Pを強要される。まあ、出だしはそんな感じです。 3人とも人間臭いキャラクターで、共感できるところも多くて面白い小説ですね。
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本庄先生の作品は、設定が好きで割と読むんですが、毎回どこか惜しいと感じます。 今回は、兄が弟を憎む理由と弟が兄を慕う理由が弱いかな…と思いました。 兄の全て許してしまう理由が「家族だから」というのは、納得できるような納得できないような… エロは毎回濃厚なのですが、濃厚過ぎても途中...
本庄先生の作品は、設定が好きで割と読むんですが、毎回どこか惜しいと感じます。 今回は、兄が弟を憎む理由と弟が兄を慕う理由が弱いかな…と思いました。 兄の全て許してしまう理由が「家族だから」というのは、納得できるような納得できないような… エロは毎回濃厚なのですが、濃厚過ぎても途中で飽きてしまいます。 まだ一回しか読んでないので、読み返してから追記します。
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