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小説・秒速5センチメートル MF文庫ダ・ヴィンチ
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小説・秒速5センチメートル MF文庫ダ・ヴィンチ

新海誠(著者)

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小説・秒速5センチメートル MF文庫ダ・ヴィンチ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアファクトリー
発売年月日 2012/10/25
JAN 9784840148573

小説・秒速5センチメートル

¥544

商品レビュー

4

49件のお客様レビュー

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2025/12/21

映像よりも先にこちらを読んだ。 若かりし頃の、 理由のわからない、 強烈に誰かを好きになる気持ち。 そして、果たせなかった想い。 そんな甘さと、苦さ、 切なさと愛しさ。 それら全てが押し寄せてくる… ただ、そこに涙はない。 それは僕が、 すでにそこから遥か遠いところまで きて...

映像よりも先にこちらを読んだ。 若かりし頃の、 理由のわからない、 強烈に誰かを好きになる気持ち。 そして、果たせなかった想い。 そんな甘さと、苦さ、 切なさと愛しさ。 それら全てが押し寄せてくる… ただ、そこに涙はない。 それは僕が、 すでにそこから遥か遠いところまで きてしまったからなのだろうか…

Posted by ブクログ

2025/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第一話 桜花抄 小学生4年から中1までの遠野貴樹の視点から描かれた作品。 遠野貴樹と篠原明里は、共に転校して同じ小学校に来る。なかなか周りに馴染めず、2人は精神的にも似ていて、お互い惹かれあう。同じ中学に行こうと誓うが、親の転勤により、栃木に引っ越す事になった明里。 中1の冬、貴樹は自身も引っ越しで、鹿児島に行くことになり、その前に明里に会うために、明里が住む栃木に向かう。しかし、大雪のため大幅に電車が遅れ、携帯電話など持っておらず、待ち合わせの19時を4時間過ぎてしまい貴樹は、焦りとあきらめの感情の中、岩舟駅の待合室に明里を見つける。 今までの苦労が一気にはれ、時間を忘れ語り合う。明里は、最後に手紙を渡そうとしたが、それを渡さず、貴樹くんはこれからきっと大丈夫だと思うと言葉を送る。 第二話 コスモナウト 貴樹の高校の同級生、澄田花苗の視点から描かれた作品。 鹿児島種子島に引っ越してきた、貴樹。高校生3年生になり、進路は東京の大学を目指していた。 同級生、澄田花苗は、貴樹に恋心を抱きながらも言えず、校舎の影から貴樹の帰宅時間を待ち伏せして、バイクで一緒に帰り、コンビニでジュースを飲んで帰る程度の仲を保っていた。趣味?のサーフィンも波に乗れなくなり、進路も決まらず、貴樹がちょいちょい誰かにメールを送っている(実際は送っていなかったが)のを見て落ち込んだりしていた。そんな中、花苗はサーフィンで波に乗れたら貴樹に告白する事を決意する。 波に無事に乗れるが、やはり自分の事を見てくれていないと悟った花苗は、告白する事はできずに、卒業を迎える。 第三話 秒速、5センチメートル 大人になった貴樹の視点からの物語。 貴樹は、東京で大学をでて、IT企業?に就職していた。それなりに、恋愛もしていたが、どれも結婚には至らず、やはり明里との過去にとらわれているのか、暗い表情ばかりだった。一方、明里は別の人と結婚を決めていた。 しかし、最後の最後で小学生の時、一緒に桜を見た踏切ですれ違う。お互いに2人であることを認識していないが、幸せそうな、明里を見て、貴樹も笑顔を浮かべる。 美しい映像が想像できる、美しい言葉で描かれていました。何をとっても胸が震えました。切ないお話で、桜花抄では抗えない親の事情で、引っ越しを余儀なくされる2人だが、文通という中学生のできる範囲で乗り越えて頑張ったなと思います。なぜ、その後文通を続けなかったのかが、私としてはなぞでした。 コスモナウトでは 花苗が貴樹を待ち伏せしている可愛らしさがとても好きでした。個人的には、このお話が一番好きでした。花苗を応援していました。 秒速、5センチメートルでは、常に暗い貴樹の表情が、最後の最後で笑顔になれたのがよかったかなと思います。この最終シーンが、ある意味ハッピーエンドだったのかなと思いたいです。 端的に言うと、初恋を引きづらずに乗り越えた明里と、乗り越えられなかった貴樹の違いが見事に描かれた物語だなと思います。 とてもよかったので、実写映画も期待しています。

Posted by ブクログ

2022/09/11

切ない恋の物語。 一言で描くとずいぶん陳腐なものに感じられるのだが、少しでも触れると崩れてしましそうな微妙な心理状態を、淡々と描いている。 元は著者の映像作品であり、映像では語られなかった主人公の一面を垣間見ることができる。ただ毎日を漠然として生きている者の、言いようのな...

切ない恋の物語。 一言で描くとずいぶん陳腐なものに感じられるのだが、少しでも触れると崩れてしましそうな微妙な心理状態を、淡々と描いている。 元は著者の映像作品であり、映像では語られなかった主人公の一面を垣間見ることができる。ただ毎日を漠然として生きている者の、言いようのない絶望感、心から好きになれるけれども充たされない不安を丁寧に描いているのも魅力の一つ。

Posted by ブクログ