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ぼおるぺん古事記(2)
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ぼおるぺん古事記(2)
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商品レビュー
4.2
36件のお客様レビュー
118冊目『ぼおるぺん 古事記 二 地の巻』(こうの史代 著、2012年9月、平凡社) 大国主神を主人公に、因幡の白兎から出雲建国、そして国譲りまでが描かれる。 非力だがお人好し、そして何故か女にモテるという大国主のキャラクターは非常に現代的。今の少年漫画やラノベなどに通じるとこ...
118冊目『ぼおるぺん 古事記 二 地の巻』(こうの史代 著、2012年9月、平凡社) 大国主神を主人公に、因幡の白兎から出雲建国、そして国譲りまでが描かれる。 非力だがお人好し、そして何故か女にモテるという大国主のキャラクターは非常に現代的。今の少年漫画やラノベなどに通じるところがある様な気がする。 ウサギやネズミ、鳥などの小動物がたくさん出てきてとても可愛らしいのも特徴の一つ。日本のキャラクタービジネスの源流は『古事記』にあり? 〈故 汝が心 奈何にぞ〉
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本巻は、オオクニヌシの物語。出雲に繁栄して、去っていくまで。出雲大社の当時の姿、見てみたいですね。本巻も良くできてました。
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この巻はオオクニヌシが主役。しかし、結末は周知のとおりアマテラスを始めとした高天原の神々から国譲りとして伝わる統治権の剥奪だ。オオクニヌシの母は、元を辿ればスサノオに繋がる。しかし、スサノオの娘・スセリビメとの略奪婚から、兄弟神を追い払って出雲国を統治するまでの流れは、ヤマト政権...
この巻はオオクニヌシが主役。しかし、結末は周知のとおりアマテラスを始めとした高天原の神々から国譲りとして伝わる統治権の剥奪だ。オオクニヌシの母は、元を辿ればスサノオに繋がる。しかし、スサノオの娘・スセリビメとの略奪婚から、兄弟神を追い払って出雲国を統治するまでの流れは、ヤマト政権とは違う民族を思わせる。普通のマンガのように登場人物の吹き出しがなく、古事記読み下し文のみを記す描き方は、ミュージカルを観ているような心地よい流れを感じる。
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