日本最強馬 秘められた血統

吉沢譲治(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2012/09/15
• JAN: 9784569807270

商品レビュー

2018/11/19

2012年に世界最高峰のレース凱旋門賞で僅差の2着に惜敗したオルフェーヴルの血統の背景や2012年までの日本の海外遠征の歴史、そして凱旋門賞の歴史を血統に精通する著者が書いた一冊。

日本の海外遠征の挑戦の歴史と苦闘の日々から血統では無い経験の差であることを感じました。そして、メジロ牧場の北野豊吉のメジロアサマに対する執念の凄さとそこからオルフェーヴルに繋がる血統のドラマを本書で感じることが出来ました。
また、凱旋門賞に関しては制覇した馬が日本に導入されてきたことやその産駒の成績も知ることができました。

実際本書が出版されてから6年が経過しており、その後ほぼ毎年のペースで凱旋門賞には挑戦している日本馬ですがまだ頂には至っていません。
しかし、本書で知った日本馬の挑戦の歴史と血統のドラマを知って近いうちに日本馬が頂を見せてくれるのでは無いかと感じた一冊でした。

2014/11/08

凱旋門賞への挑戦の歴史と社台とメジロ、凱旋門賞勝ち馬にまつわる話。

吉沢譲治さんの著書ということでもっと深い血統の話を期待していたのだけど、ずっと一般誌を読んでいればこれくらいのことはなんとなく理解していると思う。
社台とメジロの関係はちょっと興味はあったけど、深いとは思わなかった。

2013/05/25

意地、名誉、誇り、縁そんな物が、ない交ぜになり、競走馬:サラブレッドを創り上げてきた。生き様ですね。