しあわせのはじまりは、ときめきから 終わらない恋を手に入れる50の魔法

片瀬萩乃【著】

• 販売会社／発売会社: 学研パブリッシング/学研マーケティング
• 発売年月日: 2012/09/13
• JAN: 9784054054806

商品レビュー

2013/03/09

「女性のしあわせはときめきでできている」
という言葉からはじまる本書。
「ときめきが足りない」「胸きゅんしたい」と思う人向け。
内容は典型的な女子自己啓発本です。

わかってはいても、つい手にとってしまう・・・（笑）
以下、コラムとして挿入されていた「ときめ筋トレ」をまとめてみました。

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“ときめき”力を高めるトレーニング、ときめ筋トレ！
★レッスン1　～今すぐできる～★
　スキップする／深呼吸する
　背伸びをする／笑う／お風呂の中で歌う
★レッスン2　～丁寧に暮らす～★
　ゆっくりアイロンをかける／30分早起きする
　靴を磨く／花を飾る／蛇口をピカピカにする
★レッスン3　～変わる自分を実感～★
　勝負下着を身につける／ネイルサロンに行く
　アイシャドーの色を変える／プロにヘアアレンジをしてもらう
　和服を着る
★レッスン4　～モテテク～★
　可愛くボディタッチをしてみる／待ち合わせに先につく
　メールですむことを電話でする／レジでにっこりありがとう
　気になる女性とお茶をする

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片瀬氏は、本書の最初の方で、ときめきについて
「自分が満足できるそんな気持ちこそが、ときめきなのだ」（11頁）
と定義しているが、ある意味当然で、でもなるほど～と言いたくなる感じ。
そうそう、結局じぶんの感情とか気持ち次第なのよねーって。

「不安があるからこそ解決策を考えることが出来る。けれども、心が凝り固まっている人は、不安そのものに囚われてしまいがちだ。そんなときは、自分が見ている、見えているものだけを信じて見てほしい。（中略）見えないものは気にしない」（59頁～）
それができれば苦労せんわー！と言いたくなりますが、まぁごもっともで。

将来への不安、とか、かたちのない何かへの不安、について、
考えて解決策がでるものならいいけれど、そうでないのならば、
考えている時間は無駄ってことなんだから、考えない、という選択を。
カウンセラーに言われたことと、まったく同じであります。

軽く読める、だからこそいいのかもしれない、と。
飽きもせず、女子自己啓発本ばかりを手に取る自分を慰めてみたり（笑）

最後に、読み返したときの自分に向けて、いくつか引用します。
ちょっぴりグサっときた部分をば。

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実はときめきから遠ざかっている人ほど、相手頼みの、つまり依存の強い理想を持ってしまう傾向にある。
だからこそ、恋愛でときめきたい女性は、一度、理想という枠を外して、自分自身が楽しむことを徹底すると、本当の意味での理想の人に出会えるんじゃないだろうか。（73頁）

ときめきが減少しているとき、女は明確な答えや収穫を求めがちである。（中略）合コンはもちろん、会社の交流会や、おつきあいで参加するパーティーやイベントなどを、面倒くさいとか、「時間とお金の無駄」とか言ってしまったりする。これは、明確な収穫を求め過ぎているばかりに、期待通りのものが得られなかったことで、無駄と感じてしまうのだ。
けれど、そもそもイベントに明確なものなんて必要ない。
それなのに、なんでもかんでも結果を求めるのは疲れない？（128頁）

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