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こんな日本をつくりたい
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こんな日本をつくりたい

石破茂, 宇野常寛【著】

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こんな日本をつくりたい

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版
発売年月日 2012/09/10
JAN 9784778313258

こんな日本をつくりたい

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商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2016/03/15

再読。 宇野常寛、石破茂との対談。 田中角栄『日本列島改造論』、小沢一郎『日本改造計画』に続く三度目の改造計画。 新しいこの国のかたちのための3つの柱、13の提案。

Posted by ブクログ

2014/11/03

「こんな日本をつくりたい」 優しい心を持つ国民を増やしたい。 本書は、石破茂と宇野常寛の対談集である。石破茂が作りたい日本のビジョンを宇野氏が聞いてみたいと思い、実現したとのこと。宇野氏が行政改革、経済、教育等を石破茂にぶつけ、石破茂はそれに答えていくのだ。 私は、今の政...

「こんな日本をつくりたい」 優しい心を持つ国民を増やしたい。 本書は、石破茂と宇野常寛の対談集である。石破茂が作りたい日本のビジョンを宇野氏が聞いてみたいと思い、実現したとのこと。宇野氏が行政改革、経済、教育等を石破茂にぶつけ、石破茂はそれに答えていくのだ。 私は、今の政治家の中で石破茂はまともな政治家だと思っている。よく言えばポーカーフェイス、悪く言えば仏頂面な人で、政治家らしい言い回し、時にごまかしはあるにせよ、考え方自体は聞くべきものだと思う。 もちろん、納得出来るかどうかはまた別の話だが、少なくとも1人の政治家としての意見として成り立っている。他の政治家、とりわけテレビ番組や会見に登場するタイプ、と比べれば、随分上だと思う。 さて、そんな石破茂と宇野常寛の対談集だが、比較的読み易く、勉強になった。 例えば、日本は所得再分配が機能していないと言う事は知らなかった。日本では、お金持ちに払った年金の多くは貯金に回り、子供に相続されるらしい。自分達に払われたお金なのだから、どう使うかは自由なのだが、それでは社会はどうなるのかと考えると、石破茂の言う事も良く分かる。 欧米でも、多くの高齢者が退職した時に一番資産を持っているが、亡くなるまでにそれを使ってしまうが、日本の高齢者はほとんどの資産を消費に回さない事を考えると、彼が日本は終わってしまうと言っちゃうのも十分説得力がある。 また、引き算の考え方が日本に浸透し切っていると言う指摘と若者は政治家に意見を言う為にも選挙に投票するべきだと言う意見は、ずっと言われている事ではあるが、まさにその通りだ。 しっくりしない主張もあった。例えば、石破茂は、小沢氏の「日本は普通の国になるべき」と言う主張に対してこう言っている。 “小沢氏が普通の国になるべきだと言った時、違和感があったのは、普通の国ってどこにあるのかと言う事だ。アメリカは普通の国ではない。中国もそう。イギリスもフランスも同じ。 それなのに普通の国になるとは何なのか。どこかの国をモデルにしようとしてもどこにもモデルは無い。北欧の福祉国家を目指すべきだと主張する人がいるが、これらの国は高齢化のピークは過ぎている。だが、日本には、ピークはこれから来る。既に、北欧のような福祉国家を創る選択肢は無い” この主張を読んでこんな疑問が生じた。 “高齢化のピークが来る前に福祉国家を目指すべきである。しかし、日本には、既に高齢化のピークが来てしまったので、もう手遅れだと主張するなら分かる。ところが、石破茂は、ピークはこれから来ると言っている。であるならば、北欧をモデルとして、彼らの福祉制度を取り込み、日本に適応させる時間はあるのではないのか。また、全てを取り込むのが無理ならば、必要となる所だけを制度に応用する時間だけでも稼げないのか"と。 ようは、「日本の高齢化のピークはこれからだから、既に福祉国家の国を創る選択肢が無い」と言う理屈が、よく分からないのだ。 ピークはこれからだと言っても、既に手遅れに限りなく近いから、もう福祉国家を目指すのは不可能だと主張しているのだろうか。 文章の前後を読んでも、いま一つ納得がいかなかった。 最後に、オススメ出来るかどうかだが、私としてはオススメ出来る。様々なテーマを広く浅く扱っているし、石破茂も宇野常寛も基本的に意味不明な発言もしていなく、勉強になるからだ。本書を読み終えてから、ちょっと堅めの本に行くのもありかと思う。

Posted by ブクログ

2013/12/04

政治家は次の世代を考えるが、政治屋は次の選挙だけを考える。 そもそも日本には本当の意味での国家主権はない。サンフランシスコ条約でアメリカに押し付けられただけ。 外国人労働者を受け入れることと選挙権を与えることは別。与えるべきではない。

Posted by ブクログ

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