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四百字のデッサン 河出文庫
825円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2012/09/06 |
| JAN | 9784309411767 |
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四百字のデッサン
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四百字のデッサン
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
昔、田中小実昌が野見山暁治の義弟と聞いた時には冗談かと思った。コミマサを夫にもちギョウジを兄にもつなんて、想像できなかったからだ。本書には、その義弟とのファーストエンカウンターの話も出てくる。 戦後のパリに12年。椎名其二を知り、私淑する。清貧ながら、しかし美食家の椎名。その椎名...
昔、田中小実昌が野見山暁治の義弟と聞いた時には冗談かと思った。コミマサを夫にもちギョウジを兄にもつなんて、想像できなかったからだ。本書には、その義弟とのファーストエンカウンターの話も出てくる。 戦後のパリに12年。椎名其二を知り、私淑する。清貧ながら、しかし美食家の椎名。その椎名にきつく叱られ、ベソをかく森有正。野見山のアパートで無茶ぶりをし尽くす小川国夫。街角に寂しくひとりたたずむ藤田嗣治など……野見山の素描のようなエッセイの数々。 本書は、日本エッセイスト・クラブ賞受賞。書名の「四百字」は原稿用紙のことらしい。
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単なる歴史の証言者ではない。読み進むごとにそれぞれの人物像が、風景画が、描き出されていくよう。素敵な文章。
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平素で素朴な文体なのに、深みが感じられるエッセイ集。 前半は、友人や先輩などとの交友回想録。フランス在住中に出会ったかなりの奇人たちとのやり取りが、ドラマさながらに語られている。後半は1976年に地方新聞の夕刊で連載したコラム。こちらはユーモアとペーソスを交えた自叙伝と言った風だ...
平素で素朴な文体なのに、深みが感じられるエッセイ集。 前半は、友人や先輩などとの交友回想録。フランス在住中に出会ったかなりの奇人たちとのやり取りが、ドラマさながらに語られている。後半は1976年に地方新聞の夕刊で連載したコラム。こちらはユーモアとペーソスを交えた自叙伝と言った風だ。 読んでいても決して「文才がある」という印象を受けるわけではないのに、深みがあって心に残る。画家ならではの視点で語られる話ももちろんあるのだが、深みの理由はおそらくそれだけはない。 軽い書きぶりの中、時折り顔を出すハッとさせられるような指摘。それが物事の本質、人間の本質をかなり突いていることがその理由だろう。軽い文体で油断していると、友人たちの持つ一面を冷酷なまでにあぶり出してくる。ユーモアあふれるエッセーの次に、持論をきっちり展開するエッセーが続く。読者をハッとさせ、読ませてしまう。そんな魅力あふれるエッセイ集だ。
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