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怖い絵 死と乙女篇 角川文庫
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怖い絵 死と乙女篇 角川文庫

中野京子(著者)

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怖い絵 死と乙女篇 角川文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/08/25
JAN 9784041004395

怖い絵 死と乙女篇

¥748

商品レビュー

4.1

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2025/10/26

弟との政争に敗れ、幽閉される皇女。息子に殺された父の男根の泡から誕生した女神。亡霊となった子に授乳してやっと許される悪しき母。夫の再婚相手に毒入り衣装を送った後、我が子にも刃を向ける王女。圧政に喘ぎ、空から人が落ちてきても、何も見ない、何も聞かないを徹底した農夫や羊飼い。大切な誰...

弟との政争に敗れ、幽閉される皇女。息子に殺された父の男根の泡から誕生した女神。亡霊となった子に授乳してやっと許される悪しき母。夫の再婚相手に毒入り衣装を送った後、我が子にも刃を向ける王女。圧政に喘ぎ、空から人が落ちてきても、何も見ない、何も聞かないを徹底した農夫や羊飼い。大切な誰かの訃報を受けても、生徒である少女たちに全く同情されず、一人喪服で佇む住み込みの家庭教師。…見るからに恐ろしい絵。意味を知って怖くなる画。中世から近世に描かれた西洋絵画。昔は残酷だったのか?少し経てば、今もそう言われることになる。

Posted by ブクログ

2025/07/20

様々な分野からの視点、背景が盛り込まれ、ひとつひとつの絵画に対する見方がぐんっと深まった気がします。 特に印象深かったのは、作品名「豆の王様」や「イカロスの墜落」「アンドリューズ夫妻」等々の、一見どちらかというと平和的で楽しげに見える絵画が、考察含めた解説を読むことで、見返した際...

様々な分野からの視点、背景が盛り込まれ、ひとつひとつの絵画に対する見方がぐんっと深まった気がします。 特に印象深かったのは、作品名「豆の王様」や「イカロスの墜落」「アンドリューズ夫妻」等々の、一見どちらかというと平和的で楽しげに見える絵画が、考察含めた解説を読むことで、見返した際に急に怖く見えてくる感じ、凄く癖になります。

Posted by ブクログ

2025/04/15

美術の面白さを感じられ、難しい歴史も面白く理解できる一冊!やっぱり中野京子さんの書く美術本は最高だ!っとなりました。 最近は山田五郎さんのYouTubeと合わせて観ることで、より勉強になり面白いです。中野京子さんの本で紹介されていた絵だ!っとなって、わくわくしながら観ています。

Posted by ブクログ