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おれがあいつであいつがおれで 角川つばさ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 2012/08/11 |
JAN | 9784046312501 |
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おれがあいつであいつがおれで
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
▼大昔に観た映画「転校生」の原作、という認識でした。「転校生」は大林宜彦監督、尾美としのりさん、小林聡美さん主演で、尾道で撮られた素敵な映画でした。一九八三年作品でしょうかね。 ▼映画と違って、原作は小学6年生が主人公。腕白男子と元気な女子が、ひょんなことから入れ替わってしまう...
▼大昔に観た映画「転校生」の原作、という認識でした。「転校生」は大林宜彦監督、尾美としのりさん、小林聡美さん主演で、尾道で撮られた素敵な映画でした。一九八三年作品でしょうかね。 ▼映画と違って、原作は小学6年生が主人公。腕白男子と元気な女子が、ひょんなことから入れ替わってしまう。びっくりで、仰天で、えらいこっちゃ。 ▼男子の一人称で語られる。性格がざっくりしているので、あまり暗くはならないのですが、さすがに長期戦になるとめげてくる。最終的にはまたひょんなことでもとにもどれて、どっとはらい。 ▼この騒動をめぐって、物凄く乱雑なレベルで根源的なジェンダーの問題が触れられるのがちょっと面白い。のですが、なにしろ書かれたのが恐らく1980年代序盤?なので、全体の価値観が当然ながら古い。 ▼と、なんだかジェンダー論の本のようなことを書いちゃいましたが、この本の一番の魅力はこの騒動を通して描かれる子供(主に主人公男子ですが)たちのキャラが活き活きしていることですね。そして、子供は子供で子どもなりのワイルドライフをいつも活きていて、暢気なようで必死だし、必死なようで暢気。そんなキラキラとギラギラが溢れていることですね。
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変わったらいやだけど、 最初から最後までが、 おもしろかったです。 でも、変わるのが、思しろかっです。
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1979年に書かれた、TS入れ替えモノの古典。 この分野に興味がある人は押さえておきたい作品。 主人公は小6男女。 リーダビリティは高く、エピソードやキャラ造形は秀逸。 児童文学ゆえ、葛藤や苦悩はあっさりめな、スラップスティック調。 また、価値観が昭和。 古いジェンダー観だし...
1979年に書かれた、TS入れ替えモノの古典。 この分野に興味がある人は押さえておきたい作品。 主人公は小6男女。 リーダビリティは高く、エピソードやキャラ造形は秀逸。 児童文学ゆえ、葛藤や苦悩はあっさりめな、スラップスティック調。 また、価値観が昭和。 古いジェンダー観だし、親や教師が子どもにガンガン暴力をふるう。 でも、昭和ってそういう時代だった。
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