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三浦しをん【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大和書房
発売年月日 2012/08/11
JAN 9784479681717

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商品レビュー

3.7

245件のお客様レビュー

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2024/10/10

【きっかけ】 三浦しをん先生のエッセイにどハマりし、図書館で検索をかけて片っ端から借りている。(そろそろ小説も読もうよ…笑) 【あらすじ】 日常を少し違った方向から見たり、旅で出合ったあれこれを面白く語ったり…作者曰く「よそゆきエッセイ」らしいが本当か!?と読んでいてツッコミを...

【きっかけ】 三浦しをん先生のエッセイにどハマりし、図書館で検索をかけて片っ端から借りている。(そろそろ小説も読もうよ…笑) 【あらすじ】 日常を少し違った方向から見たり、旅で出合ったあれこれを面白く語ったり…作者曰く「よそゆきエッセイ」らしいが本当か!?と読んでいてツッコミを入れてしまいたくなるほどしをんパワー炸裂の爆笑エッセイ。 【心に残ったところ】 ◉“それはそれとして、いつも不思議なのは、男子こうこうせいの集団って人数がやたら多いな、ということだ。…(略)…つまり、カリスマの傘の下に集い、それぞれの役割を自認し実践する、組織構造になっているのだ。まさに会社!男性は若いころから、無意識のうちに組織を形成し、組織のなかで自分の居場所を見いだそうとする傾向にあるようだ。” ◉“日本にキリストの墓があると知ったのは、もう十年以上まえのことだ。”(この話面白かったー!) ◉“私が旅行中に常に心に引っかかっているのは、「留守のあいだに泥棒が入ったらどうしよう」ということだ。金目のものを盗られたら。という心配ではない(金目のものはない)。部屋の状況から、泥棒が入ったのか入らなかったのか判別がつきにくく、もし「入った」と確信が持てたとしても、警察官に来てもらうまえに大掃除しなきゃならず、しかし掃除しちゃったら警察官に怒られるだろう。” 【感想】 いやもう本当に、どこが「よそゆき」なのだろうか…笑 これがよそゆきなら、その枷をとっぱらっちゃたらどうなっちゃうの?! しをん先生の素敵だな、と思うところは、やはり日常を注視したり、違う角度から見たりすることで、新たな発見をするところだ。 男子高校生の集団の人数の多さとか気にしたことなかったよ! 読んでから「確かに多いな…」と膝を打ってしまったよ。 電車にわらわら乗ってくるよね、デカいから威圧感もすごい!!笑 そうか、あやつらは組織的な生き物なのだね。 今度見かけたら誰が「カリスマ」的存在なのか探してみよう。 また、作家さんって雲の上の存在だと思いがちだけど、エッセイを読むと作家さんにも苦手なことがあったり、ちょっとおっちょこちょいだったり…人間らしい(??失礼な!)ところもあって読者との距離が縮んだように感じられる。 旅行に行くときに泥棒に入られたらどうしよう、と案ずる理由が部屋の汚さにあるなんて。ぷぷっ。 そこは「片付けろよ!!!!」と突っ込みたいところだけど、片付けられたら苦労しないんだよなあ。(同じく片付けられない人) …あれっ、私は笑っていい立場なのか??

Posted by ブクログ

2024/09/25

2006〜2012年頃に発表されたエッセイをまとめた、三浦しをんさんの楽しい本です。前書きに「よそゆき仕様(あくまで自社比)」と謳われています。だからといって、お堅い話にはならず、しをんさんの日常や旅の話題を堪能できます。「よそゆき」と言えなくもない、しっとりした風情のある文章が...

2006〜2012年頃に発表されたエッセイをまとめた、三浦しをんさんの楽しい本です。前書きに「よそゆき仕様(あくまで自社比)」と謳われています。だからといって、お堅い話にはならず、しをんさんの日常や旅の話題を堪能できます。「よそゆき」と言えなくもない、しっとりした風情のある文章が意外にも(失礼!)多く、奥行きの深い作家さんだと心に沁みましたよ。

Posted by ブクログ

2024/07/30

三浦しをん氏の小説がとても好きなんだけども、エッセイを読むといつもこんな根明のひとなのか?!と思ってしまう…。 趣味に没頭してしまうと、好きすぎて、趣味じゃなくなってしまう、という話が一番共感でした。

Posted by ブクログ

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