商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京書籍 |
発売年月日 | 2012/08/10 |
JAN | 9784487806492 |
- 書籍
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落語教育委員会
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落語教育委員会
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
読めば読むほど喜多八師匠に会いたくなる、本当に落語が大好きなのだなぁと。 経歴も世代も異なる3人が思い思いに語っているのがとても良い。兼好さんに代わり今も続くこの三人会、ずっとずっと続いてほしい。
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【概略】 柳家喜多八師匠・三遊亭歌武蔵師匠・柳家喬太郎師匠による落語会「落語教育委員会」が2004年に発足し、8年目となった2012年に実現した対談。それぞれの弟子時代、師匠との関係、落語に対する姿勢、これからの落語教育委員会、などなど、落語好きにはたまらない一冊であり、落語に...
【概略】 柳家喜多八師匠・三遊亭歌武蔵師匠・柳家喬太郎師匠による落語会「落語教育委員会」が2004年に発足し、8年目となった2012年に実現した対談。それぞれの弟子時代、師匠との関係、落語に対する姿勢、これからの落語教育委員会、などなど、落語好きにはたまらない一冊であり、落語に関する知識を得たい方にとっても有意義な一冊。 2015年月日不詳 読了 2021年04月10日 読了 【書評】 喬太郎師匠キッカケで買った落語教育委員会のチケット、そこで購入したこの本、この本のおかげで噺家・落語家に親しみを持てるようになったなぁ。なにせ落語初心者だった喜餅(英語落語を自分でやるようになってから落語を聴くようになったから)にとって、全ての知識が初物だったから。本書では、3名の真打が、それぞれの師匠との出会いと弟子入り、前座→二ツ目→真打になる過程で学んだことを語ってくれてて。そのやりとりが、より落語の演目を面白くさせてくれる。多分、こういった「脇の知識」がないと「より」楽しめないのに抵抗があるなら、落語との相性はよくないかも。 落語や落語家に関するあれこれが収められているこの本だけど、「ほぉ」と思った一節に、アマチュアの落語家とプロの落語家の違いってのがあって。春風亭昇太師匠の言葉が紹介された形だったのだけど、なるほどと思ったね。アマチュアの落語家は、お父さんの料理で、プロの落語家は、お母さんの料理だそうな。※申し訳ない、ここでジェンダー論を引っ張り出さないで欲しい。 もう一つ、しんみりとしてしまったことと、「落語の聴き手」としての成長を感じたことが。それは、柳家喜多八師匠のこと。喜多八師匠、残念ながら2016年にガンが原因で他界されてるのだけど、この本の中で、癌患者の集いに参加したくだりに「あぁ・・・」と寂しい思いをしてしまった。最初に読んだ時は喜多八師匠はお元気だったけど、今は、もう、いない。そして、本当に申し訳なかったのだけど、当時、喬太郎師匠の落語が好きで、喜多八師匠の落語、良さがわかってなくて。・・・で、この本を今、読み終えて、あらためて喜多八師匠の落語、聴いてみた。やっとわかった、良さが。落語だけじゃなくて音楽でもなんでも・・・残るものがあることの素晴らしさ、感じた。これは有名とか有名じゃないとか、裕福とか貧乏とかそんな次元の話じゃない、心に残る財産な気がする。 喜多八師匠が本書内の言葉で、当時から刺さり、他の英語落語家と一緒にやる時に絶対に守ってることがある。それは「トリは見栄をはる」というもの。他の英語落語家さんと同じ高座に出させてもらう時、他の方達がネタを決めてからネタを決めるようにしてる。持ちネタの数といった理由が主なんだけど、「どんな状態でも披露できるネタがある」っていう見栄をはりたくて。こんな形で、自分の中で喜多八師匠、生きてる。 喜多八師匠のあと、三遊亭兼好師匠がこの落語教育委員会に参加されていらっしゃる。可能な限りこの素敵な高座、続けて欲しいなぁ。歌武蔵師匠も喬太郎師匠も、健康って側面からみるとちょっと心配な感じだから・・・。
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大変勉強になる本だった。落語家さんは、落語だけやっていたいのかと思っていたが、落語以外の仕事もやることで、落語家としての筋力がついていく、だから落語以外の仕事もやったほうがよい、という話をしていてびっくりした。 今度、「落語教育委員会」の寄席を見に行きたいと思う。
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