商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2012/08/21 |
| JAN | 9784087468717 |
- 書籍
- 文庫
許されざる者(下)
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許されざる者(下)
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
主人公「毒取ル先生」のロマンス物かと思いきや、日露戦争、社会運動、戦後復興と群像劇も混ざり読みごたえあり。 うねる展開に舞台装置と化す登場人物、作中では暖かい街と描写されながらも、田舎特有の監視社会・閉塞感が先行し森宮に魅力を感じなかった点は気になるが、街の地図が添付された本書...
主人公「毒取ル先生」のロマンス物かと思いきや、日露戦争、社会運動、戦後復興と群像劇も混ざり読みごたえあり。 うねる展開に舞台装置と化す登場人物、作中では暖かい街と描写されながらも、田舎特有の監視社会・閉塞感が先行し森宮に魅力を感じなかった点は気になるが、街の地図が添付された本書の意味が分かるような、読後感の良い作品だった。
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舞台は1903年、紀州の新宮(本書では”森宮”と表記)の地においてアメリカ・インドで研究を積んで地元に貢献する医師として活躍しつつ、そのリベラルな政治姿勢から影響力を発揮する槙隆光という人物を主人公に、日露戦争開戦や鉄道の敷設など、様々な歴史の中で活きる人々の姿を描く長編小説。 ...
舞台は1903年、紀州の新宮(本書では”森宮”と表記)の地においてアメリカ・インドで研究を積んで地元に貢献する医師として活躍しつつ、そのリベラルな政治姿勢から影響力を発揮する槙隆光という人物を主人公に、日露戦争開戦や鉄道の敷設など、様々な歴史の中で活きる人々の姿を描く長編小説。 主人公のモデルは、幸徳秋水らと共に処刑された大石誠之助という実在の人物である。実際、幸徳秋水自身も、新宮で講演に招聘されるというエピソードが本書では綴られ、幸徳秋水をマークする地元警察との緊張感溢れるやり取りなどは強く印象に残る。 総じて、新宮という決して日本の政治・文化的な中心から距離のある街において、日本が帝国主義へ強く傾いていく日露戦争の時期の世相を追体験できるかのような面白さに満ち溢れており、辻原登の優れたストーリーテリングの才能もあり、全く上下巻、飽きさせない流れを楽しめる。 個人的には、主人公の槙がアメリカ留学中に知り合ったジャック・ロンドンと、日露戦争への従軍医師として赴任した中国の地で再開する、というエピソードもあり、驚くと同時にロンドン愛好者として非常に印象的。
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日露戦争前後の日本が背景。日本の高揚感、世界から見たときの滑稽な姿。登場人物がそれぞれ大粒。恋愛関係がみんなうまく収められているところが何とも面白いというか、かっこよすぎる。特に「組の姐御」。照葉樹林を見に紀州に行きたくなります。
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