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丸山薫・三好達治 日本語を味わう名詩入門10
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丸山薫・三好達治 日本語を味わう名詩入門10

萩原昌好(編者), 萩原昌好(編者)

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丸山薫・三好達治 日本語を味わう名詩入門10

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あすなろ書房
発売年月日 2012/07/30
JAN 9784751526507

丸山薫・三好達治

¥1,650

商品レビュー

3.5

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2025/12/28

おそらくこの2人も有名なんですよね? 私は完全な初見でしたが2人ともなんかいい。 丸山薫 「青い黒板」 「水の精神(こころ)」 「未来へ」 昨日の悔いの一つ一つを撃ち殺して が好き 三好達治 「昨日はどこにもありません」 「祖母」 「かよわい花」   そうしてさっさと帰ります...

おそらくこの2人も有名なんですよね? 私は完全な初見でしたが2人ともなんかいい。 丸山薫 「青い黒板」 「水の精神(こころ)」 「未来へ」 昨日の悔いの一つ一つを撃ち殺して が好き 三好達治 「昨日はどこにもありません」 「祖母」 「かよわい花」   そうしてさっさと帰ります どこかへ帰ってしまいます チューリップや柘榴もいい 特に丸山薫の詩はなんていうんですかね、なんかこう、透明感があるというか。値段の高い水のような口当たり。解説には「知的でありながら瑞々しい」なるほどね。 三好達治は西洋と古典のミックスという解説がありましたが固い、が軽い蜜かけのビスケットを齧った時のような口当たり?余韻?があるのはそのせいですかね。   2人は学生時代からの友人らしく、三好達治が丸山薫にあてた詩も掲載されていました。 20年間もの間、詩という芸術が正当な評価を得ない日本という国でお互い頑張ってきたね、孤独失意貧乏空想を味わいそれを詩にしたね、というものですが 「われらの後に 今は何が残されたか 問うのをやめよ 今はまだ背後を顧みる時ではない 悲哀と嘆きで われらは已にいっぱいだ それは船を沈ませる このうえ 積荷を重くするな」 一見「まだ若いからその時ではない」と思わせるものの、悲哀と嘆きという積荷がいっぱいだからこれ以上積むなという。そもそも人間は生きている間に悲哀と嘆きを降ろすことが出来るのか?それらは年を追うごとに増えるだけなのでは。 であるならば生きてる限り背後を顧みる時ではないのだ。「昨日はどこにもありません」し「後悔は一つずつ撃ち殺す」のだから。

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2024/09/11

丸山薫さんの詩は初めて読んだ 海を愛して、ずっと少年の心を持ったまま 詩を読んだ人 私は「嘘」という詩を読んで なるほどなと思った。 息子の心理を説明してくれたようだった 先日キャンプのトイレに行った彼は トイレから帰ってくるなり 「トイレの中にこーんなに大きい(手のかたち ...

丸山薫さんの詩は初めて読んだ 海を愛して、ずっと少年の心を持ったまま 詩を読んだ人 私は「嘘」という詩を読んで なるほどなと思った。 息子の心理を説明してくれたようだった 先日キャンプのトイレに行った彼は トイレから帰ってくるなり 「トイレの中にこーんなに大きい(手のかたち は30センチ以上に広げている)くもが いたんだよ。気持ち悪いからトイレに行けなかった」 聞いた時の私の感情は 「また、嘘ついて。そんなにでっかい蜘蛛が いるはずないじゃん。話を盛るよね。」 とちょっと呆れ気味だった。 話は戻って丸山薫さんの「嘘」 詩の中では夢の中の話なのか現実の話なのか よくわからないけれど、父母は咎めることなく 受け止めてくれる。少年は噓をつかずにはいられない これは、多感な少年が誰かに衝撃や感動を 伝えるとき誇張するあまり知らず知らず嘘が 混じっていて、それは自分の思いをせいいっぱい 伝えたいだけ。それが少年なのだと書いて あった。 大きさ云々は置いておいて 息子はトイレの蜘蛛が大きくて 気持ち悪くて、どうしても私にそれを 伝えたかったのか…と思えば 愛おしいなあと思った。

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2020/05/24

今回もお友達コンビのようです。 一番最初の詩が一番好きだったかな。「青い黒板」 戦争が終わって、ものはないけれど、命の危険を考えず、自由に勉強ができる、教育ができる。 そんな清々しい喜びにあふれている。 今、休校が開けた学校は、まだまだこんなに清々しくはなれない。 そもそもからし...

今回もお友達コンビのようです。 一番最初の詩が一番好きだったかな。「青い黒板」 戦争が終わって、ものはないけれど、命の危険を考えず、自由に勉強ができる、教育ができる。 そんな清々しい喜びにあふれている。 今、休校が開けた学校は、まだまだこんなに清々しくはなれない。 そもそもからして、今の学校にこんな、「何にもなくても何とかなる」みたいな心境は望めない。 今となっては一種の夢のよう。 決して恵まれた環境を詠った詩ではないのに、喜びに満ち溢れている。

Posted by ブクログ