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海賊のジレンマ ユースカルチャーがいかにして新しい資本主義をつくったか
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海賊のジレンマ ユースカルチャーがいかにして新しい資本主義をつくったか

マットメイソン【著】, 玉川千絵子, 八田真行, 鈴木沓子, 鳴戸麻子【訳】

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海賊のジレンマ ユースカルチャーがいかにして新しい資本主義をつくったか

2,860

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フィルムアート社
発売年月日 2012/07/23
JAN 9784845912889

海賊のジレンマ

¥2,860

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2021/01/07

かなり時間かかったけどようやく読了。 世にあるいわゆる海賊行為を、排除ではなく新たなビジネスモデルとして捉えて取り込んでいくことで、文化の発展や社会への貢献に繋がるといった内容。 実例としてパンクやリミックス、ヒップホップ、オープンソースソフトウェアなどを取り上げていて、個人的な...

かなり時間かかったけどようやく読了。 世にあるいわゆる海賊行為を、排除ではなく新たなビジネスモデルとして捉えて取り込んでいくことで、文化の発展や社会への貢献に繋がるといった内容。 実例としてパンクやリミックス、ヒップホップ、オープンソースソフトウェアなどを取り上げていて、個人的な関心範囲を視点の軸にした内容が多く、とても理解しやすかった。 刊行自体は数年前のため状況は違うものの、結果的に現状にも見事に当てはまる理論となっていて説得力もあるため、下手なビジネス本より面白いと思う。 この本にならって、現状では違法やタブーとされている手法にこそヒントや新たな文化的・商業的可能性を秘めていると考えると、変化の早い現代の各局面でどのように判断すべきか見えてくる部分がありそう。 老害と言われる旧体質にしがみつく層にこそ読んでもらいたいかな笑

Posted by ブクログ

2014/02/14

ほとんどのユースカルチャーを知らなかったのでピンと来ないところもあったが、なかなか面白かった。 フレームワークを崩そうとする海賊達がいて、状況は変化しつつある。 既得権益を壊すとして排除される文化は結局駆逐されずに広まって新しい文化を作る。 変化を乗りこなせれば大きな利益を市場か...

ほとんどのユースカルチャーを知らなかったのでピンと来ないところもあったが、なかなか面白かった。 フレームワークを崩そうとする海賊達がいて、状況は変化しつつある。 既得権益を壊すとして排除される文化は結局駆逐されずに広まって新しい文化を作る。 変化を乗りこなせれば大きな利益を市場から得ることができる。 さあ、どうする? そんな感じだろうか。 情報格差が大きかった過去と異なり、今では情報共有に至るまでの時間が短縮されている。 ラジオが広まるまで、テレビが広がるまで、ネットスケープが広がるまでという表現で紹介されているが、確かに短くなっている。 ユースカルチャーに乗って商業利用しようとする動きも加速して、ムーブメントは拡大する前に商業化されてしまう。 結果大きなムーブメントとはならない。 商業はリアルに似せた方法で近寄って来るため、消費者はリアルに飢えている。 結果、大きなムーブメントは作れないまでも食って行くくらいの成功が溢れるようになった。 時代を作るにはコンピューターしかないのか、あるいはアナログゆえに密かにムーブメントを起こすことができるのか。 共有化が進歩を急速化するのならば、中国の海賊版も貢献していると言えるのか、それとも進歩しないほうがいいのか。 各ユースカルチャーに詳しければもっと楽しめたかも知れない。

Posted by ブクログ

2013/12/25

パラダイスガラージの生誕の部分の記述がとても美しい。この本で最も魅力的でした。あとは、まあワイヤード的な、キャッチフレーズありき。ほらこの話もあの話も全部海賊のジレンマです。みたいな三段論法が多いですね。

Posted by ブクログ

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