商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/07/12 |
JAN | 9784480429483 |
- 書籍
- 文庫
蘆屋家の崩壊
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蘆屋家の崩壊
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商品レビュー
3.9
33件のお客様レビュー
好きな食べ物の筆頭に豆腐を上げていたら、「蘆屋家の崩壊も豆腐好きですよ」とこの作品を教えてもらいました。 ようやく読めた…面白かったです。 「水牛群」だけ他アンソロジーで既読だったのですが、この短編集の最後に読むと泣きそうになるくらい沁みました。猿渡さんへの愛着がわいていたからか...
好きな食べ物の筆頭に豆腐を上げていたら、「蘆屋家の崩壊も豆腐好きですよ」とこの作品を教えてもらいました。 ようやく読めた…面白かったです。 「水牛群」だけ他アンソロジーで既読だったのですが、この短編集の最後に読むと泣きそうになるくらい沁みました。猿渡さんへの愛着がわいていたからかなぁ。 伯爵もよいキャラしていて好きです。 表題作は、タイトルをもじって付けたとは思えない満足度でした。蘆屋道満に八尾比丘尼、命辛々逃げてその先があるとは。 「ケルベロス」「奈々村女史の犯罪」も好きでした。大きい犬は良いなぁ。。 食べものが、蟲以外すべて美味しそう。いや、水牛もどうかな…? 津原先生による自作解説も面白かった(勉強不足でタイトルが読めない)。 書いた作品をお手紙で送り付けるだけだったなんて…読めてよかった。 もう、津原先生の新しいお話を読むことができないのが寂しいです。
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「水牛群」は時々読む必要がある。自分の中で、滅入っているときのキャリブレーションのような効果がある。
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なんかどっかで聞いたタイトルだなと思ったら「アッシャー家か!」と後ほど気づいた。 これが実に楽しい。怪異と現実が交錯する事件に関わる、「おれ」と作家である「伯爵」。この二人のやりとりもいいし、背筋をゾクリとさせるものから物悲しげな話でもバラエティー豊かだ。これはいいぞ。
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