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なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか
1,760円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2012/07/11 |
JAN | 9784569806808 |
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なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか
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なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読了。内容がないようなだけに、読んでいて暗い気持ちになって、読み進めるのが辛かった。腹が立ったり、がっかりしたりと、人によるだろうが私には精神衛生上あまり良い本ではなかった。内容は興味深い。簡潔にまとめると、アメリカは落とす必要のない原爆を落とし、実験をした、ということ。 星三つ。 下記に付箋を貼った個所の要約をしるす: 20:原爆製造の指示を、ルーズベルトが出したのは、真珠湾攻撃の前の、1941/12/6のこと。 27-35:原爆運搬用の長距離爆撃機の必要を知り、開発を始めたのは1930年代の事。 58:ルーズベルトだけではなくその側近たち、米政府首脳らは、ソビエトにたいする親近感があった。そこで原爆を使用すれば、ソ連の対日参戦を、後押しできるという雰囲気もあった。 64:人類初の原爆実験は、1945/7/16,午前5時29分になされた。 140:日本の国土は原爆を使用するまでもなく、すでに壊滅状態であった。 145:原爆投下の候補地であった、広島、長崎、京都、新潟、小倉、には通常爆弾を落とさないように指示されていた。それ故、ルメイ将軍は人口3万人の郡山にまで爆撃範囲をひろげつつ、「これでは爆撃目標がもうなくなってしまう」と嘆いていた。 160:オレンジプランについて。日本を戦争に巻き込むプラン。オレンジは日本に充てられた色。他にも黒=ドイツ、赤=ソビエト、青=イギリス、などの色と外交プランがそれぞれ練られていた。
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読みやすい構成で一気に読了。 アメリカをよく知る著者の分析が面白い。 私の浅薄な知識では、日本海軍は開戦後長期の間持ちこらえられないことは、事前に解っていたと記憶している。大本営の指導力のなさというのはその通りだが、船乗りが戦闘に長けていただけ、というのは著者の言い過ぎだろう。 ...
読みやすい構成で一気に読了。 アメリカをよく知る著者の分析が面白い。 私の浅薄な知識では、日本海軍は開戦後長期の間持ちこらえられないことは、事前に解っていたと記憶している。大本営の指導力のなさというのはその通りだが、船乗りが戦闘に長けていただけ、というのは著者の言い過ぎだろう。 また、二度と落とされないようにするために、抑止力を持たなければならないというのは議論の余地がある。
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日本が戦争で負けるとわかっていたときに、原爆を二発投下したアメリカが解せなくて、読んでみた。理由はなんとなく想像していたのと近かったので納得。 ただ東京大空襲のときの被害の大きさは、原爆のものと匹敵していたのは知らなかった。六章の、いまの現実のほうが恐い。また世界は戦争へと向かっ...
日本が戦争で負けるとわかっていたときに、原爆を二発投下したアメリカが解せなくて、読んでみた。理由はなんとなく想像していたのと近かったので納得。 ただ東京大空襲のときの被害の大きさは、原爆のものと匹敵していたのは知らなかった。六章の、いまの現実のほうが恐い。また世界は戦争へと向かっているような気がする。そのきっかけがこのアジアになりそうだと思ったのは気のせいか? いつまでも同じ世界情勢ではいられない。 集団自衛権でいろいろ言われてはいるが、この章を読むと、そして、アメリカが弱体化し、中国が国際法を領土、海洋を奪い始めているいま、ゆったりとした戦後のアメリカ植民地化している平和から国家として、まともなものにならなきゃ、と思う。 福島原発についても書かれている。原発が日本にあることで、日本はすぐにでも核保有国になれる、ということが、他国への抑止力となっていると他の本で読んだし、納得はするが。だがごみ箱のない放射性物質をまきちらすのもね。
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