商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
発売年月日 | 2012/07/20 |
JAN | 9784253256070 |
- コミック
- 秋田書店
三日月がわらってる(2)
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三日月がわらってる(2)
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
もはやラヴコメのごとき痛快な面白さだがお色気は……
一言で言えば痛快。さらに一言加えれば『雨降って地固まる』か。対抗ヒロインの本格登場で、絵に描いたような(実際に描いているが)三角関係的ラヴコメの様相を呈した第2巻である。実に面白い。 ただ、ヒロインは共に大人であるが故の相応な悩みや葛藤を抱えているところに奥深さがあり、本音...
一言で言えば痛快。さらに一言加えれば『雨降って地固まる』か。対抗ヒロインの本格登場で、絵に描いたような(実際に描いているが)三角関係的ラヴコメの様相を呈した第2巻である。実に面白い。 ただ、ヒロインは共に大人であるが故の相応な悩みや葛藤を抱えているところに奥深さがあり、本音と建て前、公と私、ココロとカラダといった二律背反が上手に活かされていた。そして、この関係が完全なる秘密ではなくなってきたところや、散見される「小さな島だからバレたらすぐに広まる」旨の台詞などには今後の行方に若干の不安も感じなくはないのだが、これをシリアスに展開させるのか、それとも牧歌的かつ開放的な島民のノリから明るい方向に持っていくのか。仮にバレバレになったとしても、その後は作者の思惑次第ということであろう。あいも変わらず生娘とチェリーから卒業できない2人の行く末がますます楽しみになってきた。 しかし、それにしてもラヴコメ展開の筆がノリにノッていたのか、官能成分がすこぶる薄い点は残念至極。いやらしいよりも面白いを前面に出すのも、それはそれで一興ではあるが、少なくとも作者に求められる要素としては物足りないと言わざるを得ないだろう。 もしかしたら、いわゆるひとつの『賢者モード』で描いているのだろうか……。
DSK