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ロシアから見た北方領土 日本から見れば不法でも、ロシアにとっては合法 光人社NF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 潮書房光人社 |
発売年月日 | 2012/06/21 |
JAN | 9784769827412 |
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ロシアから見た北方領土
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
【日本は侵略好きな油断のならない隣国】 序文にいきなり刺激的な文字が並び、「はぁ?何言ってるの?」となるが、読み進めていくと「あ、そちらから見れば確かにそうですよね、すみません」となり、本書にしてやられる。 実際ほとんどの日本人は、1945年の敗戦を境に「今後日本が侵略戦争を行...
【日本は侵略好きな油断のならない隣国】 序文にいきなり刺激的な文字が並び、「はぁ?何言ってるの?」となるが、読み進めていくと「あ、そちらから見れば確かにそうですよね、すみません」となり、本書にしてやられる。 実際ほとんどの日本人は、1945年の敗戦を境に「今後日本が侵略戦争を行うなどあり得ない」と認識しているだろうが、攻め込まれた側がムカつく歴史を水に流すのは殆ど無理であり、冒頭のように思われるのは致し方のない事ですな。だって事実だし。 歴史は続く。戦前は日本がロシア側に攻め込んでいたターンであったが、戦後は日本が北方領土に攻め込まれているターンであり、この負の連鎖を断ち切るためにも、なんとか解決したいものだが、、、。当面無理そうな世界情勢で色々と残念極まりない。 冷静なスタンスで書かれた本書は、控えめに言って良書かと。
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日本人が北方領土問題について考える場合、絶対に読んだ方がいい良書です。 領土問題は、自国の視点だけで考えていては、解決の糸口すら掴めません。 なぜ、ソ連が第二次世界大戦末期に北方領土に侵攻し、終戦直後に占領したのか、本書を読むと、その意味がすんなりわかります。 要するにロシアは...
日本人が北方領土問題について考える場合、絶対に読んだ方がいい良書です。 領土問題は、自国の視点だけで考えていては、解決の糸口すら掴めません。 なぜ、ソ連が第二次世界大戦末期に北方領土に侵攻し、終戦直後に占領したのか、本書を読むと、その意味がすんなりわかります。 要するにロシアは、アメリカやイギリスの指示を守り、あのタイミングで日本へ攻め込んだのです。 その後、アメリカがソ連のことを蔑ろにしたことが、米ソ冷戦に発展し、日本との間には領土問題が残りました。 決して、ロシアだけが悪いのではなく、日本にも問題がありましたし、アメリカも絡んだ問題です。 こういう本を日本人が書き、出版されているというのが、日本の出版文化の素晴らしさだと思います。 一人でも多くの日本人に読んでほしいです。
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北方領土を中心とする日露外交史。 日本はソ連の中立条約破棄や終戦時の北方領土占領を批判するが、日本もポーツマス講和会議の最中の樺太侵攻や、内政干渉というべきシベリア出兵など、相手の信用を損ねることを行ってきた過去がある。そうした相互不信の歴史を乗り越えて、両国間の関係を構築し北...
北方領土を中心とする日露外交史。 日本はソ連の中立条約破棄や終戦時の北方領土占領を批判するが、日本もポーツマス講和会議の最中の樺太侵攻や、内政干渉というべきシベリア出兵など、相手の信用を損ねることを行ってきた過去がある。そうした相互不信の歴史を乗り越えて、両国間の関係を構築し北方領土問題を解決していくか。 それを考えるための基本知識としておすすめ。 末尾に関連資料として、日露が締結した条約等を掲載しているのも高評価。
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