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雨ン中の、らくだ 新潮文庫
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雨ン中の、らくだ 新潮文庫

立川志らく【著】

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雨ン中の、らくだ 新潮文庫

605

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/05/29
JAN 9784101367217

雨ン中の、らくだ

¥605

商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2021/04/17

著者は毒舌で乱暴なスタイルで有名な立川談志の弟子が自ら執筆した作品ですが、まず読み始めて感心するのは落語が本分である著者の文筆者としての才能です。丁寧だがユーモアがあってわかり易い文章で落語を知らない人でも落語の深さ面白さに開眼させられます。  また著者は映画や歌(ナツメロ)、...

著者は毒舌で乱暴なスタイルで有名な立川談志の弟子が自ら執筆した作品ですが、まず読み始めて感心するのは落語が本分である著者の文筆者としての才能です。丁寧だがユーモアがあってわかり易い文章で落語を知らない人でも落語の深さ面白さに開眼させられます。  また著者は映画や歌(ナツメロ)、芝居にも造詣が深くセンスの良さが感じられます。TV等でお馴染みだった談志師匠に弟子入りしあの、凶暴で意味不明な狂人(作中の言葉)に師事しその師弟関係や修行時代のエピソードを綴ったものが本作ですが、  あの凶暴な談志の優しい所や人想いの意外な面が見られたり、また落語のタイトルを付けた18章は各タイトルの落語の粗筋と説明があり落語初心者でも十分に楽しめる内容で落語っていいかもと思わせる内容です。作中一番気にいった談志らしいフレーズが「修行とは矛盾に耐える事だ」と著者に語った所です。単に自分の矛盾だらけの行動を正当化してるだけなのですがこういう面白い談志の思い出も所々にちりばめられており著者の師匠談志への熱い想いが感じられます。  読了後に談志のDVDをAmazonで買ってしまいました。。。

Posted by ブクログ

2016/01/11

赤めだかのドラマや原作本に出てくる志らくさんが好きだったので読んでみたのだけど、本人の語りから見えてくる志らくさんはあんまり好きじゃないかも? 談春さんは終始小馬鹿にされているけれど、やはり意識せざるを得ない存在なのでしょう。同じエピソードでも立場が違うと見解も違うし、性格も違う...

赤めだかのドラマや原作本に出てくる志らくさんが好きだったので読んでみたのだけど、本人の語りから見えてくる志らくさんはあんまり好きじゃないかも? 談春さんは終始小馬鹿にされているけれど、やはり意識せざるを得ない存在なのでしょう。同じエピソードでも立場が違うと見解も違うし、性格も違うからか印象まで変わってくるので、やはり両意見を聞くのは大切。 好みが分かれるという談志師匠の様々な落語の解釈や、自分の目指す落語を語っているので、落語に詳しい人が読むとまた味わい深いのかもしれない。

Posted by ブクログ

2014/03/08

仏映画「奇人たちの晩餐会」は、私の大好きな映画!なんだか嬉しかった。 落語家の本を読むのは初めてだったので、後半ではあるが映画の話題から、ようやく面白くなった。 落語も聞きに行きたくなった。

Posted by ブクログ

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