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失われた時を求めて(4) 花咲く乙女たちのかげに Ⅱ 岩波文庫

プルースト【作】, 吉川一義【訳】

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¥1,386

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2012/06/18
JAN 9784003751138

失われた時を求めて(4)

¥1,386

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2022/04/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

「かつてシャンゼリゼで漠然と気づいたことで、その後もっとよく理解できるようになったことがある。それによると、ある女性を愛しているとき、われわれは相手に自分の心の状態を投影しているだけであり、それゆえ重要なのはその女性の価値ではなく自分の心の状態の深さであり、それゆえつまらぬ娘の与えてくれる感動のほうが、優れた人と話したり、いや、その作品を賞讃をこめて眺めたりすることで与えられる喜びよりも、われわれ自身のずっと内密で個人的や、また深遠で本質的な部分を意識のうえに浮かびあがらせることがあるのだ」p.415

Posted by ブクログ

2020/03/20

訳者あとがきで改めて認識するが、読みどころの多い小説である。芸術論、社会の法則、人間心理観察など色々な読み方ができる。 良きことを為そうとして悪しくなる。257〜258p 観察より創造。283p 陽キャの女性ティーンズの巧みな描き方

Posted by ブクログ

2018/11/01

作中の人物達が、階級というものにいかに囚われていたのかが窺える。まだ読んではいないけど、最後はジルベルトとサン・ルーが一緒になったり、ブルジョアの象徴だったヴェルデュラン夫人が貴族と再婚したりして、徐々に階級の壁が薄れては行くものの、やはり何処かで囚われている概念なのかもしれない...

作中の人物達が、階級というものにいかに囚われていたのかが窺える。まだ読んではいないけど、最後はジルベルトとサン・ルーが一緒になったり、ブルジョアの象徴だったヴェルデュラン夫人が貴族と再婚したりして、徐々に階級の壁が薄れては行くものの、やはり何処かで囚われている概念なのかもしれない。

Posted by ブクログ

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