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見えてきたTPPの正体 迫りくる脅威とこれからの日本の選択
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 家の光協会 |
発売年月日 | 2012/05/17 |
JAN | 9784259547394 |
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見えてきたTPPの正体
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今、議論になっているTPPについて基本的内容を簡単にまとめたものである。著者は参加反対を表示しているため、一概に反対と主張することは難しいが、反対派の意見を知る上では理解できるところはある。アメリカの介入がやはり問題となってくる。 TPPは、関税を一定期間内に原則として全廃する「自由度の高い」協定である。そしてそれは物品に関税撤廃でなく、金融・電気通信、投資、知的財産、労働、環境など幅広いルールの取り決めを行うということである。現在24の作業部会が設けられ、21の分野で交渉が行われているという。で、何が問題かというと、その内容にアメリカの主張が強く盛り込まれているというところである。 アメリカがTPPに乗り気な理由として、①アメリカのアジア重視戦略、②リーマンショック後の経済停滞下に歯止めをかける、アメリカの輸出増、③日本の参加によって、アメリカのTPPの価値が高まることが挙げられる。 逆に日本に与える影響としては、農業が活性化するか、荒廃するか、著者は日本の現状をふまえ、農業や農政が廃れるという。また、国民会保険制度が崩壊するのではないかという心配の声もある。他にも、食の安全や投資家と政府の問題など、疑問点も多い。 先立った韓米FTAの状況を見ると、いかにアメリカ有利な経済政策がとられているか参考になる。日本の国益のために、アメリカに食い物にされないようにするために慎重かつ的確な判断を政府にはあおいでもらいたいと思う。
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