商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2012/05/23 |
JAN | 9784122056442 |
- 書籍
- 文庫
みちのくの人形たち
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みちのくの人形たち
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
どこか小島信夫の作品に近いエネルギーを感じた。 悪文とも言えるバラバラな文章に独特の引力があり魅力的。 土着の気味悪さや暗さで統一感ある作品集、とても好み。 表題作と『秘儀』は名作。
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タイトルのお話が一番よかった 暖かいまなざし 優しい言葉 さりげないおもてなし でも、その裏にある厳しい現実と、 引き継ぐ思い・・・ 思い
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エディプスコンプレックスの物語ってやつは ひっくり返せばライオスコンプレックスとべったり背中合わせだ つまり、子殺しの欲望がはじめにあって それへの反発から親殺しの欲望も生まれてくるわけだ 「楢山節考」で親殺しを書いた深沢七郎も キャリア末期には、子殺しばかり書いていた 間引き、...
エディプスコンプレックスの物語ってやつは ひっくり返せばライオスコンプレックスとべったり背中合わせだ つまり、子殺しの欲望がはじめにあって それへの反発から親殺しの欲望も生まれてくるわけだ 「楢山節考」で親殺しを書いた深沢七郎も キャリア末期には、子殺しばかり書いていた 間引き、去勢、近親強姦などといったものである しかしその語り口は軽く 因果と言ってよいものか、ちょっとよくわからない 最後は、まつろわぬ民の自死を経て 自らも子供に戻っていく
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