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女医とナース 淫虜 フランス書院文庫
785円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2012/04/25 |
JAN | 9784829618578 |
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女医とナース
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女医とナース
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
単にカラダを重ねるだけでない奥深さあり
人を寄せつけないほどのクールビューティで優秀な29歳の女医と幼さも残る可愛い系な24歳のナースという2人ヒロインの対比が実に良い。そして、この対比には単にルックスや性格だけでなく、官能的にはギャップと言うべき意外性を持たせている点も含まれる。容姿と性癖がステレオタイプでないところ...
人を寄せつけないほどのクールビューティで優秀な29歳の女医と幼さも残る可愛い系な24歳のナースという2人ヒロインの対比が実に良い。そして、この対比には単にルックスや性格だけでなく、官能的にはギャップと言うべき意外性を持たせている点も含まれる。容姿と性癖がステレオタイプでないところに、32歳の主人公たる医師との関係を経て肉欲というカラダと愛情というココロが育まれていく物語である。医療分野に従事する人達の気苦労や責任感なども盛り込みながら、ちょっとしたブルジョア感もあり、さらには、その職業を目指した理由なども描かれたところには登場人物(特にヒロイン達)の一途さや芯の強さを下支えする意味で貢献度が高かったと思う。結末こそファンタジーではあるが、ひとまず官能とはいえ小説であるならば、少なくともこれくらいの要素とドラマ性はあって然るべきと感じた次第。 時の経過は充分にあるのだが、官能場面は思いのほか多くない。しかし、それは場面毎の描写が多いことを意味する。キスから前戯、そして合体に至るまでがじっくり描かれている。普段はおとなしい主人公が事に及ぶと荒々しく豹変する性豪タイプでもあることから基本的には押されっ放しであり、そもそも押しに弱いヒロイン達とも言える。この被虐のいやらしさが全編に渡って濃密に描かれており、出だしこそ若干安易かな?と感じるものの、その後のオンナとしての開花や恋心が愛情に転化していく過程が独特の展開を見せるのは奥深さがあった。 ここ最近のフランス書院文庫(非凌辱系)としてはお決まりな終盤から幕引きまでの展開ではあるが、その中にドラマとしての幸せな結末をきちんと盛り込んでいる点も好印象である。
DSK
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
29才処女の苦学を経た女医さんの頑なな心を開いたのは、先輩医師の包み込むような労りの言葉。 そして、あっという間に陥落し、女として虜になっていく…。 が、その包み込むような優しさは、既に別の新人女性にも向けられていた。 とまぁ、この種の小説ではかなり異色の展開。というより、割に小説小説して、その種のシーンにそれなりの必然を感じさせるのはプロットが上手いからなのか。力づくで女性をモノにするわけではなく、女の方から迫り手ほどきするというタイプでもない。著者、こんな作風なのか。
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