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感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/04/19 |
JAN | 9784062881531 |
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感性の限界
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感性の限界
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商品レビュー
4.1
75件のお客様レビュー
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二重過程理論:自律システムの働きで目先のタダというアンカリングに踊らされてギャンブルする。失敗した場合、今度は分析的システムが尻拭いの正当化を行って、自分の精神を安定させてくれる イシ:目標を達成するために理性的あるいは知性的に施行することが主体になる場合には「意思」、それよりも感性的な自発性を主体とする場合には「意志」
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シンポジウム「感性の限界」開幕─結婚披露宴会場より 結婚の選択 人生の決断 愛と別離 シンポジウム再開 行為の限界: 1 愛とは何か 知覚の因果説 感情と脳 条件反射 リトル・アルバート実験 恐怖心とアドレナリン 愛と化学物質 2 カーネマンの行動経済学 心理学と広告 国連実験...
シンポジウム「感性の限界」開幕─結婚披露宴会場より 結婚の選択 人生の決断 愛と別離 シンポジウム再開 行為の限界: 1 愛とは何か 知覚の因果説 感情と脳 条件反射 リトル・アルバート実験 恐怖心とアドレナリン 愛と化学物質 2 カーネマンの行動経済学 心理学と広告 国連実験 マクドナルド訴訟 アンカリング効果 3 二重過程理論と不合理性 ブーメラン効果 刷り込み ヒューリスティック処理システム 二重過程モデル 4 人間行為の限界と可能性 認知的不協和 フレーミング効果 合理性障害 意志の限界: 1 自由とは何か 意志と意思 欲求と環境決定論 2 ドーキンスの生存機械論 ミルグラムの実験 服従実験の結果 服従と遺伝的傾向 利己的遺伝子と二重過程理論 3 進化と不自由性 複製子と自己増殖 設計と複製 ロボットの叛逆 進化する自由意志 4 人間意志の限界と可能性 古典力学と決定論 不完全性と不確定性と非決定論 決定論と非決定論の絶妙なバランス 存在の限界: 1 死とは何か 宇宙のスケールと進化 ミーム 死とミーム 死と遺伝子 2 カミュの形而上学的反抗 究極の選択 加害者と被害者 自殺と真理 不条理の意味 形而上学的反抗 3 意識と不条理性 異邦人と不条理 カミュとサルトルの論争 テロリズムの意味 科学の脅威 4 人間存在の限界と可能性 意識と無意識 「私」の責任能力 軍拡競争 スターウォーズ計画 宇宙・肉体・悪魔 すべては幻想?
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水槽の中の脳やん。 限界シリーズ三冊目。行為の限界、意志の限界、存在の限界。 前二冊に比べて一番章題と内容の関連がよく分からなかった気がする。たぶん一番内容に関心がなかったから、理解しようって気持ちがなかったからだと思うけど。 行為の限界っていうタイトルでなんでいきなり愛の話になってんのかなあっていう。まあ本のタイトルが感性の限界だから、分からんでもないけど。行為というか心って感じ。まあその行為の前提としての感情があるからってことかな? アンカリング、ヒューリスティック処理システムあたり、面白そうな話。行動経済学も面白そうだなぁ。 意志の限界は自由意志と決定論。ただ切り込み口が遺伝子とかそういう系統だったのは面白かったかな。遺伝子レベルで決定されてるのかっていう。ミクロであるほど、複雑であるほど不確定になっていくっていう考えが紹介されてたけど、なるほどなって思いました。 存在の限界は死について。カミュっていう哲学者もいたのかぁって思ってたら、普通に「異邦人」の作者だったね。無学がばれる。「異邦人」は好きだよ。あの主人公の考え方は共感できるところが多い。バナールの複合脳とかあたりはめっちゃSFでいいね。水槽の中の脳やん。あとそういう脳みそ、ラブクラフトにも出てこなかったっけね。クトゥルフ的な話で。いあいあ。
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