商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2012/04/20 |
JAN | 9784569803579 |
- 書籍
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2番打者論
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2番打者論
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シニア野球をやっている中1次男が、中学校の図書館で借りてきて、読むように勧めてくれた。 「二軍でホームランを打つとどつき回されていました」と語ったのは、2000年代ドラゴンズ黄金時代の2番打者・井端弘和(ドラゴンズ→ジャイアンツ)。 日刊現代のジャイアンツ担当記者として、犠打...
シニア野球をやっている中1次男が、中学校の図書館で借りてきて、読むように勧めてくれた。 「二軍でホームランを打つとどつき回されていました」と語ったのは、2000年代ドラゴンズ黄金時代の2番打者・井端弘和(ドラゴンズ→ジャイアンツ)。 日刊現代のジャイアンツ担当記者として、犠打世界記録保持者の川相昌弘(ジャイアンツ→ドラゴンズ)に魅せられて、彼のノンフィクションまで出版した著者が、様々なタイプの2番打者と、その指導者たちに綿密な取材を繰り返して出版した力作。 ゲームの中で攻撃の采配を奮ったという新井宏昌(ホークス→バファローズ)。 送りバントをほとんどしない攻撃的2番打者・栗山巧(ライオンズ)。 元祖トリプルスリーを達成した蓑田浩二(ブレーブス)。 フルスイングの2番打者小笠原道大(ファイターズ→ジャイアンツ→ドラゴンズ)。 そして、彼らを育てた名将・上田利治(ブレーブスとファイターズで監督)。 西鉄ライオンズ最強の攻撃的2番打者・豊田泰光。 彼をはじめとする野武士軍団を率いた三原脩の魔術。 この本が執筆された2011年当時、セ・パそれぞれで最多犠打を記録した田中浩康(スワローズ→ベイスターズ)に、本多雄一(ホークス)。 日本人メジャーリーガーとして、初めて世界一の瞬間にフィールドに立つ選手となった田口壮(ブルーウェーブ→カージナルス→フィリーズ→バファローズ)。 一見地味に見える繋ぎ役の2番打者について語る中に、野球というスポーツの奥深さ、表には出てきにくい魅力があることを、選手、指導者たちから見事に引き出している。 野球の見方が、一歩も二歩も深められる好著。
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うまいなあ。読む者の興味を引き出し、もっと知りたいと思わせ、次の章で答をくれる。構成の妙、インタビューの冴え、それより何より、著者の野球に対する愛情にほっこりしてしまう。基本的には日本の二番打者の分析なので「つなぎ役」「テクニシャン」ばかりをピックアップせざるを得なかったのはある...
うまいなあ。読む者の興味を引き出し、もっと知りたいと思わせ、次の章で答をくれる。構成の妙、インタビューの冴え、それより何より、著者の野球に対する愛情にほっこりしてしまう。基本的には日本の二番打者の分析なので「つなぎ役」「テクニシャン」ばかりをピックアップせざるを得なかったのはあるだろうが、個人的にはメジャーの「二番打者最強説」に踏み込んだ続編を期待。
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どちらかと言えば、地味な打順である二番打者。 しかし、少しでも野球を知っている人ならば そのポジションがいかに重要かということは百も承知のハズ。 先頭打者を確実に送塁することはもちろん 場合によっては強打もできなければいけない そんな無敵の四番打者がどのように作り上げられていく...
どちらかと言えば、地味な打順である二番打者。 しかし、少しでも野球を知っている人ならば そのポジションがいかに重要かということは百も承知のハズ。 先頭打者を確実に送塁することはもちろん 場合によっては強打もできなければいけない そんな無敵の四番打者がどのように作り上げられていくのか・・・ これがなかなか面白い! 元中日(巨人)の井端や元巨人の川相、 彼らは、ピッチャーの心理を読みながら こんなにも頭を使ってプレーしていたのかと 驚くやら感動するやら。 地味でも、縁の下の力持ちでも 燻銀のようなプレーを見せる2番打者、 その魅力を再確認させてくれた本でした。 野球好きにはたまらない1冊です♪
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