![人類の歴史を変えた8つのできごと(1) 言語・宗教・農耕・お金編-言語・宗教・農耕・お金編 岩波ジュニア新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001682/0016821431LL.jpg)
- 新品
- 書籍
- 新書
人類の歴史を変えた8つのできごと(1) 言語・宗教・農耕・お金編-言語・宗教・農耕・お金編 岩波ジュニア新書
![人類の歴史を変えた8つのできごと(1) 言語・宗教・農耕・お金編-言語・宗教・農耕・お金編 岩波ジュニア新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001682/0016821431LL.jpg)
¥990
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/03/01 |
JAN | 9784005007110 |
- 書籍
- 新書
人類の歴史を変えた8つのできごと(1)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人類の歴史を変えた8つのできごと(1)
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.4
12件のお客様レビュー
巻末の参考文献を見ると、これらの本を全て読むことは私には不可能なので(数え間違ってなければ119冊)、これを読み込んでわかりやすく書いた本書は非常にありがたい。 ジュニア新書は一応中高生向けだと思うが、これは大学の教養レベルなので、一般的な中学生にはちょっと難しいだろう。 よくこ...
巻末の参考文献を見ると、これらの本を全て読むことは私には不可能なので(数え間違ってなければ119冊)、これを読み込んでわかりやすく書いた本書は非常にありがたい。 ジュニア新書は一応中高生向けだと思うが、これは大学の教養レベルなので、一般的な中学生にはちょっと難しいだろう。 よくこの内容を一冊にまとめたなと感心する。言語、宗教、農耕、金融それぞれ一冊でもいいくらいだ。でもそれじゃぁさらに難しくなってしまう。ざっと概要を掴ませたいとなるとこれくらいのボリュームに抑えたいというのは分かる。 読んでみるとかなり駆け足だし、足りないところも結構ある。宗教の章は、キリスト教と仏教に割きすぎてイスラム教はほんの少しになっている。金融・経済なんか、専門で勉強した人が読めば大いに物足りないだろう。 しかし、これら人間生活の基本とも言うべき大切なことは、中高の社会でちきんと教えないので、知らないまま大人になってしまうことを考えれば、読むべき本。大人なら、これくらい知っておくべきだと思う。知らなかったこと、たくさんあったけど。 特に宗教の章が面白かった。宗教が作りあげられていく過程は、歴史や科学の発展と大いに関係がある。地球が海の上に浮かんだ島だと思われていた頃は、神はせいぜい高い山の上、雲の上辺りにいて、時々人間界に降りてきていた。しかし星々が天に張り付いているのではなく、かなりあちこちの遠くにあること、宇宙がとてつもなく広いことがわかってくると、神はもっと遠くにいるだろうということになる。すると、神が直接来るということはないだろう。そこで、神と人とをつなぐ聖霊が必要になる、(P126-127)なんて、ホントに面白い。 宗教の主たる教えも時代で大きく変化している。特に釈迦の教えと今の仏教は全く違う。解脱なんてできる人はほぼいないんだから(オウム真理教の麻原彰晃が解脱したと言っていたのは記憶に新しいが、もちろんしてる筈がない。)、普通の人にもできて、救いを感じさせることがでなければ、支持されない。苦肉の策が大乗仏教。 こうしたことを知っておけば、宗教を狂信的に盲目的に信じることがいかに愚かか分かる。 冷静に世の中を見る目が養われる。
Posted by
言語と宗教のことについて興味を持ったので、借りてみた。 言語を「森羅万象との対応をつけるシステム」とは、興味深い説明だなと思った。 時間と空間を超えて情報を共有できたことで、技術や制度、文化が発展してきた。 共有しないと、狭い範囲での体験でしか物事を語れないしね。 農耕によっ...
言語と宗教のことについて興味を持ったので、借りてみた。 言語を「森羅万象との対応をつけるシステム」とは、興味深い説明だなと思った。 時間と空間を超えて情報を共有できたことで、技術や制度、文化が発展してきた。 共有しないと、狭い範囲での体験でしか物事を語れないしね。 農耕によって増えた人口(普通になるほどと思ったのは、世界史を勉強していないからだ)で、また情報・言葉の必要性が高くなったのだろうなぁ。 屈葬について、「死んだ後も何らかの働きをし続ける、と考えていた」という考え方も好き。 なんで手足折るの?という理由以前に、こういう志向があったからこそなんだなー。
Posted by
平易で読みやすく、大切なところを理解するにはとても良い。こういった話に興味はあるけど難しい本はまだ読みづらい…という私には大変良かった!
Posted by