商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2012/04/12 |
| JAN | 9784093434379 |
- 書籍
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堀文子画文集(第3集)
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堀文子画文集(第3集)
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雑誌『サライ』に「命といふもの」と題して連載されているエッセイをまとめた画文集。これは、その第3集。 90歳を越え、2回の大病に見舞われてもなお好奇心も創作意欲も衰えを見せない生き方には驚嘆させられる。大正生まれなのに、明治生まれの人のような気骨が感じられる。「品の良さと芯の...
雑誌『サライ』に「命といふもの」と題して連載されているエッセイをまとめた画文集。これは、その第3集。 90歳を越え、2回の大病に見舞われてもなお好奇心も創作意欲も衰えを見せない生き方には驚嘆させられる。大正生まれなのに、明治生まれの人のような気骨が感じられる。「品の良さと芯の勁さ」は、幼き日に関東大震災や2.26事件を間近に体験したことからくるものらしい(『ホルトの木の下で』と題した自叙伝もある)。 名もなき命に満ちた自然に対する優しさと熱い思いが、女性の手になるものとは思えない剛直な文章と絵から伝わってくる。バブル期の日本に愛想を尽かし、イタリアに移り住んだことに触れている。外敵との攻防を繰り返しながら、負け戦などではびくともしない強靱な民衆の魂がイタリアの風景を作っているのを見て、「思想から風景がつくられる」ということを肌で感じたという述懐が印象的だ。経済優先で国土を破壊し尽くし、原発で国土を失っても、なお原発を再稼働させている日本。「国や破れて山河有り」と謳ったのは杜甫だが、人類の生み出した文明は、いまや山河も破壊する力を持ってしまったことに思い至る。日本は、思想から作り直さないと、新しい風景も生まれないことに気付かされる。
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