商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
| 発売年月日 | 2012/04/05 |
| JAN | 9784797672251 |
- 書籍
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プーチン最後の聖戦
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プーチン最後の聖戦
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商品レビュー
4.4
35件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロシアもそうだがアメリカも自分勝手な国。アメリカを盲信するのではなく、国益のために日本はどうすべきか。当たり前と言えば当たり前だが、理想論ではなく現実主義で国際情勢が動く中、改めて色々と気付きを得られた本。 ・ドルが基軸通貨で貿易決済に使われる限り、アメリカの貿易は国内取引と変わらず、経常赤字は全く問題にならない。ドルが基軸通貨でなくなった時、アメリカは没落する。 ・ソ連崩壊後のエリツィン政権下のロシアはオリガルヒが利権を貪り税金も納めず経済状況が悪化しており、その中でオリガルヒの一人であるベレゾフスキーの後ろ盾により大統領まで駆け上がったプーチン。就任後には、ベレゾフスキーを逮捕する等によりオリガルヒを服従させ経済を支配、下院第二党と第三党の合併による統一ロシアの結成による下院掌握、地方首長の解任権や連邦管区の設置による中央集権化、減税による税収増等により経済を急回復させ国民からの極めて高い支持を獲得。 ・常任理事国が拒否権を持ち何をやっても処罰されないという状態の中、国際法や国際組織が機能しないことは歴史の事実。米国のイラク戦争然り(石油利権を狙ったとグリーンスパンが認めている)、イスラエルのパレスチナ侵略然り、中国のチベット人虐殺然り。こうした中、理想主義は機能せず、現実主義で外交は動いている。16〜19世紀の英国の外交の基本方針は、派遣国となりそうな国を叩くこと。20世紀以降の米国も同様。日独を叩き、ソ連を叩き、そして今中国を叩く。
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これは… 目から鱗というか、 平和ボケかつアメリカ側陣営でしか世界情勢を見れていなかったことを痛感させられた。 特に、ロシア周辺国でアメリカが同様のパターンで選挙不正を訴えるデモを起こす革命テロのくだりは、ウクライナ側の“アメリカ側視点”のドキュメンタリー映画を鵜呑みして信じ切...
これは… 目から鱗というか、 平和ボケかつアメリカ側陣営でしか世界情勢を見れていなかったことを痛感させられた。 特に、ロシア周辺国でアメリカが同様のパターンで選挙不正を訴えるデモを起こす革命テロのくだりは、ウクライナ側の“アメリカ側視点”のドキュメンタリー映画を鵜呑みして信じ切っていたのでゾッとした。 何よりも、この著者 北野さんの妄想によるトンデモ論などではなく、新聞や各種報道機関による真っ当なソースが存在していることの説得力。 アメリカの戦争についてもいまだに正義の戦いだと思ってる人たちは多いと思う。 北朝鮮、中国、ロシア… これらの国が日本に対して攻撃してくるような有事にはアメリカが助けてくれると根拠のない期待を抱いている日本人は多いだろうけど、ほんとに根拠は一切無いのだと思い知った。アメリカだってそりゃ自国のことで精一杯だろうし。 目を覚ますには、考え方を見直すには、十分すぎる力強い一冊かと。
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ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦。北野 幸伯先生の著書。ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦は現在から10年前に北野 幸伯先生が執筆された本。北野 幸伯先生はその時から現在のロシアの動きを予見できていたの...
ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦。北野 幸伯先生の著書。ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦は現在から10年前に北野 幸伯先生が執筆された本。北野 幸伯先生はその時から現在のロシアの動きを予見できていたのかも。ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦、北野 幸伯先生の慧眼に驚かされる一冊。
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