商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2012/04/02 |
JAN | 9784758411912 |
- 書籍
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神様のみなしご
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商品レビュー
2.9
17件のお客様レビュー
児童養護施設、愛生園で暮らす子どもたちの生い立ち、暮らす理由、心身の傷。 客観的なセリフで淡々と語られ、余計ツライ。
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「14歳の世渡り術」で推薦されていたので、読んでみた。 少し内容も描写も目を背けたくなるようなところがあるけれど、逆にそこなのかなぁ、と思った。14歳に薦める理由。 愛生園に住む色んな背景を持った子どもたちは、幸福とは言い難い。けれど、現実にはもっと悲惨な状況の子どもたちもいる...
「14歳の世渡り術」で推薦されていたので、読んでみた。 少し内容も描写も目を背けたくなるようなところがあるけれど、逆にそこなのかなぁ、と思った。14歳に薦める理由。 愛生園に住む色んな背景を持った子どもたちは、幸福とは言い難い。けれど、現実にはもっと悲惨な状況の子どもたちもいる。 同じ年頃の大半の子どもたちは、そういう事が世の中にある、という事は知っていても、リアルに想像することなんてまずできない。 本を読むことのメリットのひとつは、現実では知り得ない不快感情を体験するという事、と考えると、 英雄譚や冒険物語を読むのと同じくらい、目を背けたくなる物語を読む事も、子どもの成長を促すものかなと思った。 後半、恵まれない時代を経て、なお微かな希望にまっすぐに向いてる子どもたちの姿に、色々言われた愛生園でもやはり肯定される存在なんだろうなと思わされた。
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金原瑞人が絶賛していたので読んでみた。YAにおすすめとなっていたが、どうかなあ。私なら高校生でもおすすめはしないな。 実際に虐待されている子どもは読みたくないだろう。普通の子どもが読むにはちょっとハードすぎるし、世の中を知らない子どもが施設で暮らす子どもに偏見を持ってしまいそうな...
金原瑞人が絶賛していたので読んでみた。YAにおすすめとなっていたが、どうかなあ。私なら高校生でもおすすめはしないな。 実際に虐待されている子どもは読みたくないだろう。普通の子どもが読むにはちょっとハードすぎるし、世の中を知らない子どもが施設で暮らす子どもに偏見を持ってしまいそうなのも気になる。いくら孤児院(児童養護施設)とはいえ、親から性的虐待を受けたり、親が人殺しだったり、食事も与えられないほどのネグレクトだったり、母が売春婦で殺されたり、あまりにも凄すぎないか?小さい施設の割には。両親が離婚したけど引き取れないとかもうちょっと普通の子がいてもいい気がするけど。 子どもたちの友情はなかなか感動的だけど、施設の大人たちの個性が殆ど感じられないのは何だか平面的な感じがする。『青空のかけら』の方がずっといい。 子どもたちの将来に明るさがあまり見えないところも子ども向けとは言えない。 大人が読むなら特に問題ないけど、すごくいいかと訊かれると、そうでもない。
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