商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エンターブレイン/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2012/03/30 |
JAN | 9784047279285 |
- 書籍
- 文庫
学校の外階段(1)
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学校の外階段(1)
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
予想以上に面白い外伝は本当にシリーズ化するのか?
外伝と言えば、これほどの外伝もないくらいな外伝である。生徒会長選挙も終わった冬の頃にあった「裏側の物語」と言える。それなりに主要メンバーも顔を出すが、その大半は台詞すらない、紹介程度の扱いであるため、「表側」のスピンアウトを期待するとがっかりしてしまうであろう。しかし、別の生徒達...
外伝と言えば、これほどの外伝もないくらいな外伝である。生徒会長選挙も終わった冬の頃にあった「裏側の物語」と言える。それなりに主要メンバーも顔を出すが、その大半は台詞すらない、紹介程度の扱いであるため、「表側」のスピンアウトを期待するとがっかりしてしまうであろう。しかし、別の生徒達による同時期のアナザーストーリーとしては実に良く出来た作品である。用いているネタと会話の妙がとても面白く、いわゆる「野郎共の、無駄に溢れまくり、弾けまくる煩悩的青春(笑)」がステキに描かれている。 ただ、ひとつだけ重箱の隅突き程度ながら気掛かりと言えば、『不正流用』という本作の根幹を成す展開の結末については、あまりに理想的過ぎるが故に、現実でもこれにより肯定的解釈が可能なのか?との憶測を生み出し兼ねない気がしないでもなく、これをフォローする一文があってもよかったのかな?と感じた。 物語を追うほどに無関係に思えてくる階段が、全く異なるアプローチで登場してくる秀逸さもあり、これが伏線となって今後に続く含みも持たせているだけに、続きが読みたい作品と言えるだろう。『テツ&リリー』の今後が楽しみである。
DSK
キャラを作るのは自分を保つため。 一生懸命にならないのも、自分を保つため。 怖いことだから。 素になるのも、一生懸命になるのも。 それが受け入れられなかったときに、失敗したときにどうするのか、考えると怖い。 一歩踏み出し、階段を上る勇気があるかどうか。
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全3巻完結。『学校の階段』の外伝シリーズ。 とにかく、リリーこと上原莉梨子が可愛い!3巻から登場の八巻かおる、の化物的ポジティブも好き。 『学校の階段』に登場したキャラクターにまた会え、御神楽あやめ様がラノベヒロインの極北の存在であることを再確認した。
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