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江戸の流行り病 麻疹騒動はなぜ起こったのか 歴史文化ライブラリー342
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2012/03/23 |
JAN | 9784642057424 |
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江戸の流行り病
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江戸の流行り病
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
過去の日本で、しかも歴史上では比較的最近の江戸時代にフォーカスをあてた人々と麻疹との戦い方、付き合い方が興味深かった。禁忌として食べてはいけないもののリストが多いが、これは外食文化が花開いていた江戸や京などの大きな都独特のものというのが面白い。科学でメカニズムが解明されていなかっ...
過去の日本で、しかも歴史上では比較的最近の江戸時代にフォーカスをあてた人々と麻疹との戦い方、付き合い方が興味深かった。禁忌として食べてはいけないもののリストが多いが、これは外食文化が花開いていた江戸や京などの大きな都独特のものというのが面白い。科学でメカニズムが解明されていなかった時代、疫病との戦いはとても怖かっただろうと思うが、風刺画や戯曲など芸能にも取り入れられていたあたりに逞しさを感じる。
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江戸時代、麻疹(はしか)は命にかかわる病気で、20数年に一度のスパンで大流行する病気だった。本書では、江戸時代の人々が麻疹にどのように向き合っていたのか、医療行為・医術書・戯作・麻疹絵などを通して「江戸時代的麻疹世界」を見ていく。 麻疹の大流行を何度も経験するなかで、江戸時代の...
江戸時代、麻疹(はしか)は命にかかわる病気で、20数年に一度のスパンで大流行する病気だった。本書では、江戸時代の人々が麻疹にどのように向き合っていたのか、医療行為・医術書・戯作・麻疹絵などを通して「江戸時代的麻疹世界」を見ていく。 麻疹の大流行を何度も経験するなかで、江戸時代の麻疹治療や禁忌とされるもののの精度があがっていったこと、疫病退散に用いる絵や様々な創作物も、医学的知識を盛り込んだ実用的な内容に変化していったことなど、流行病との接し方が変化していく様は面白い。 流行病による困窮者の存在や、彼らへの救恤を官民あげて行っていたことも、現在に通ずるものもあり興味深い(有力商人による救恤は、打ちこわしされないための予防措置だろうが)。
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※このレビューにはネタバレを含みます
江戸の流行り病というテーマではあるが内容のほとんどは麻疹に関する記載である。麻疹以外にも天然痘や梅毒、インフルエンザ、コレラなど江戸時代には色々とエピデミックはあったはずなので、それらについて幕府や庶民にもどれ位の影響があり、それにどう対応して行ったのかも知りたかった。
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