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消費税は民意を問うべし 自主課税なき処にデモクラシーなし
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ビジネス社 |
発売年月日 | 2012/03/24 |
JAN | 9784828416625 |
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消費税は民意を問うべし
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商品レビュー
3.8
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本はデモクラシー国家ではない。このことが痛切に理解できる一冊。 憲法は本質的に慣習法。だから、条文に明文化されていようといまいと、一度前例が確立されてしまうと、それが憲法の一部になってしまう。立派な憲法があっても独裁化する途上国は多い。これは慣習で民主的手続が死文化されてしまうからだ。魂のない仏像と同じ、単なる抜け殻だ。 現在の日本も「税制は国民的議論によらず、一部の専門家が陰に隠れて進めるべし」が慣習化されてしまった。小室博士の説明通り、30年後の令和の日本は税制に限らず「何も知らされない」非民主的国家になっている。 一部の専門家(分科会?や専門家(世界的に笑いものだ)によって国論が決定され、枠珍推進やマスク強制社会が実現している昨今だが、その土壌風土は広く蔓延している。 「国会で決まったのだから民主的な手続は経た」というのは、国民が事前に十分な情報を得て判断ができることが必須。デモクラシー国家では「公正な手続」が最重要。その手続においてまともな議論も討論もなく税制(消費税)が決められているのはデモクラシーとはいえない。 「統一教会の信者か」を国会で問うた野党議員に非常識と非難を浴びせた人達は、この本によれば、プライバシーの本質が分かっていないことになるだろう。 「宗教はプライバシーです、私人ならそう言えるが、それは断じて公人が言えることではあり得ない。(p111)」。
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小室は消費税の簡易課税制度(※売上の20%を付加価値と見なし、これに消費税を貸す。残りの80%は仕入れと原材料費と見なされる)が脱税の温床であると指摘する。それどころか「脱税制度そのもの」であると言い切る。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/02/...
小室は消費税の簡易課税制度(※売上の20%を付加価値と見なし、これに消費税を貸す。残りの80%は仕入れと原材料費と見なされる)が脱税の温床であると指摘する。それどころか「脱税制度そのもの」であると言い切る。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/02/blog-post_8447.html
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「ソビエト帝国の崩壊」などで有名な小室氏(故人)の旧著の復刊です。 この方は天下の奇人のようにも思われていますが、これもなかなかw 大平内閣の一般消費税、中曽根内閣の売上税と挫折した付加価値税導入について、竹下内閣が「インボイス無しの帳簿方式による前段階税額控除」「高すぎる免税点...
「ソビエト帝国の崩壊」などで有名な小室氏(故人)の旧著の復刊です。 この方は天下の奇人のようにも思われていますが、これもなかなかw 大平内閣の一般消費税、中曽根内閣の売上税と挫折した付加価値税導入について、竹下内閣が「インボイス無しの帳簿方式による前段階税額控除」「高すぎる免税点」「簡易課税制度」により中小企業の拒否感をなんとかクリアし、消費税を導入したいきさつを書く歴史の本ですね。 消費税の話は全体の3分の1くらいですね。 消費税導入の歴史的経緯は、日本公認会計士協会の「我が国の消費税の現状と今後の方向性について」が詳しいです。 http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/24_11.html
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