商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2012/03/16 |
JAN | 9784087468106 |
- 書籍
- 文庫
女三人のシベリア鉄道
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女三人のシベリア鉄道
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
与謝野晶子のことは学校の教科書レベル、宮本百合子は映画「百合子ダスヴィダーニャ」。 林芙美子は従軍作家だったことと放浪記。 その少ない情報で自分の中で持ってたイメージがすでに先入観となっていたみたいで、「意外〜!!」っていうことが何度かあった。 与謝野晶子はほんと率直なひとだ...
与謝野晶子のことは学校の教科書レベル、宮本百合子は映画「百合子ダスヴィダーニャ」。 林芙美子は従軍作家だったことと放浪記。 その少ない情報で自分の中で持ってたイメージがすでに先入観となっていたみたいで、「意外〜!!」っていうことが何度かあった。 与謝野晶子はほんと率直なひとだったんだなー。 産んだ子どもを母親がかわいくないって思う事も、子が母親を食らって産まれてくることとかそんなこと言うひと最近いないよね。 まー晶子が多産だったこともあるにせよ。 百合子と芳子の関係も興味深く。 お嬢さんな彼女たちと芙美子の視点の圧倒的な違いも。 そしてやっぱりロシア!!! ほんとプーチンとか怖い国だし、戦争のとき日本より圧倒的に多い戦死者をだしてるとか。 でもチェブラーシカやマトリョーシカとか惹かれるものもたくさん。 アエロフロートには乗りたくないってのもあるけど、やっぱりいつか旅してみたい。シベリア鉄道で。ロシアを。
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“シベリア鉄道”というタイトルにロマンを感じて買いました。 加えて、女三人! 勝手に想像した騒々しいおしゃべり旅ではなく、文学と社会主義を感じる紀行文でした。 与謝野晶子については、以前も読んだことあり、この本で注目したのは、宮本百合子。 いずれにしてもこの時代に、言葉もよくわか...
“シベリア鉄道”というタイトルにロマンを感じて買いました。 加えて、女三人! 勝手に想像した騒々しいおしゃべり旅ではなく、文学と社会主義を感じる紀行文でした。 与謝野晶子については、以前も読んだことあり、この本で注目したのは、宮本百合子。 いずれにしてもこの時代に、言葉もよくわからない異国に旅した女性たちの度胸に脱帽する。 私はロシア人の名前が覚えられず、ロシア文学はほとんど読んでいませんでした。 これからも、ロシア“文学”は読めないかもしれないけれど、この期に興味を持った、シベリア鉄道についての旅行記は、読みあさってみたいと思います。
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いかにも文系の紀行文だなぁ。 与謝野晶子、宮本(中條)百合子、林芙美子。 近代文学史上大きな仕事を残した三人の文豪が時をずらしながら、シベリア鉄道をつたってパリへと旅をした。 その軌跡を追いながらシベリア鉄道の追体験をする鉄道紀行。 分厚い本ながら、あとがきでの総括と酒井順子の解...
いかにも文系の紀行文だなぁ。 与謝野晶子、宮本(中條)百合子、林芙美子。 近代文学史上大きな仕事を残した三人の文豪が時をずらしながら、シベリア鉄道をつたってパリへと旅をした。 その軌跡を追いながらシベリア鉄道の追体験をする鉄道紀行。 分厚い本ながら、あとがきでの総括と酒井順子の解説が本著を上手くまとめていた。
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