商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2012/03/14 |
JAN | 9784309205915 |
- 書籍
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明日は遠すぎて
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明日は遠すぎて
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
全9編。 これらはtypicalな話なんだろうか? アフリカやアフリカ系の人々の暮らしを全く知らないからこそ読む価値がある。 国際的で優秀な人材がたくさんいて、近代発展している都市があると同時に、 根強く伝統や風習が残り、男尊女卑で、首長(てなんだろう?)がいたりする。 明日は...
全9編。 これらはtypicalな話なんだろうか? アフリカやアフリカ系の人々の暮らしを全く知らないからこそ読む価値がある。 国際的で優秀な人材がたくさんいて、近代発展している都市があると同時に、 根強く伝統や風習が残り、男尊女卑で、首長(てなんだろう?)がいたりする。 明日は遠すぎて Tomorrow Is Too Far 震え The Shivering クオリティ・ストリート Quality Street 先週の月曜日に On Monday of Last Week 鳥の歌 Birdsong シーリング Ceiling ジャンピング・モンキー・ヒル Jumping Monkey Hill セル・ワン Cell One がんこな歴史家 The Headstrong Historian
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図書館で。 アフリカの…というかこの本ではイボ語なのかな?の名前の付け方が素敵。 まあそれを言ったら他の国の言葉でもきちんと語源があり、意味はあるんでしょうが。 明日は遠すぎて どこも長男というか男系の子孫は大事にされて可愛がられるんだなぁ。 特に女性の親族はそう言う気持ちが強...
図書館で。 アフリカの…というかこの本ではイボ語なのかな?の名前の付け方が素敵。 まあそれを言ったら他の国の言葉でもきちんと語源があり、意味はあるんでしょうが。 明日は遠すぎて どこも長男というか男系の子孫は大事にされて可愛がられるんだなぁ。 特に女性の親族はそう言う気持ちが強いんだろうか。彼女もある意味被害者なんだけど…でも実際に人を傷つけたら加害者だよなぁ。 震え ホモセクシャルな男性と女性って実は物凄い仲良しになれるんじゃなかろうか。直面している問題が違うと感じ方も変わるんだろうか。世界の見方も。 クオリティ・ストリート 貧富の差はただ一時、施しをすればいいというものではない。母親はいかに自分が上流階級に属しているかを示そうとやっきになり、娘は自分が金持ちだという事実を恥じている。中々難しい。でも娘さんが富を放棄するわけでもないのが問題の根深い所だと思う。 先週の月曜日に 子育てに正解はないと思うけれどもあまりにも子供の未来に不安な父親と放任すぎない?という母親。ベビーシッターって立場は子供側に立つ訳でもなくかといって大人側でも無い。不思議な立ち位置だなぁ。 鳥の歌 とは言え。カネモの愛人とか魅力的なんだろうな。 まあお金持ってない男と浮気するよりは確実に持ってる方が良いもんなぁ。そういう話でもないけど。 シーリング 男性も女性もきっとないものねだりなんだろうなぁ。 元カノと付き合いだしたら彼女とのやり取りにつかれて妻や娘が恋しくなるのかもしれない。人間って勝手なものだから。 ジャンピング・モンキー・ヒル 確かに外国人に「アフリカらしくない」とか言われたくはないだろうなぁ。でもきっと言われるんだろうな(笑)多分彼らにしてみたら外国で受けるアフリカのお話、というのを求めて居るという事なんだろうけれども。 セル・ワン 裕福な家庭の子供たちも非行に走るんだなぁ… 仕事しようよ。 がんこな歴史家 諸外国がこぞって「近代化」を押し付けて最良と思われる教育を行って結局どうなるのか。日本人はバナナなんて呼ばれてたけれどもアフリカも結局は「欧米化したアフリカ人」を作るだけなのだろうか。 難しい問題だなぁ。
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どの作品も少しばかり苦味が感じられました。『がんこな歴史家』は短編でありながら、スケールの大きさに魅了されました。アフリカ(ここでは主にナイジェリア)の人びとの抱える問題が浮き彫りになっています。初めてのアフリカ文学作品との出逢いでしたが、楽しく読めました。当たり前のことですが、...
どの作品も少しばかり苦味が感じられました。『がんこな歴史家』は短編でありながら、スケールの大きさに魅了されました。アフリカ(ここでは主にナイジェリア)の人びとの抱える問題が浮き彫りになっています。初めてのアフリカ文学作品との出逢いでしたが、楽しく読めました。当たり前のことですが、作者には相当の知性を感じさせます。
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