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狼ばば様の話 講談社・文学の扉
1,320円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/03/01 |
JAN | 9784062174886 |
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狼ばば様の話
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狼ばば様の話
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
狼と山の神様に会いにいかなくちゃ。スキー場に泊まっている瞳子が狼と神様のお湯をいただきに!?昔話の世界を冒険する、ふしぎなふしぎな物語。
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いやあ、実にこの作者の、おばあちゃんキャラクターは、秀逸である。瞳子のおばあちゃんと、狼のおばあちゃん。…「花守の話」瞳子とおばあちゃんの話のシリーズ三冊目。ちょっと食えない頑固さと不器用さ、誇りと魅力、芯のところの柔らかな優しさの、ヒューモア。心がふっくりあたたかくなる読後感。...
いやあ、実にこの作者の、おばあちゃんキャラクターは、秀逸である。瞳子のおばあちゃんと、狼のおばあちゃん。…「花守の話」瞳子とおばあちゃんの話のシリーズ三冊目。ちょっと食えない頑固さと不器用さ、誇りと魅力、芯のところの柔らかな優しさの、ヒューモア。心がふっくりあたたかくなる読後感。日常の裏側の冒険、日本の民俗、異界への畏敬としてのファンタジー。何を大切にして、その世界(民話的世界)が存在しているか。ここには、自然との共生の、ひとつのアプローチの示唆がある。抽象化した言葉でつづめてしまうと陳腐だけれど、厳しさ、それに対応する勇気、双方に存在しうる優しさ、感謝、けれども、このお話の世界の中で何より大切なのは、それを包み込む、超ー日常、としての、ファミリアなあたたかさなのだ。恨みと憎しみで鬼になる者を救う、ピュアなかなしみと愛しみ。世界のめくるめく美しさと恵みに対する歓び、楽しさ、愛。…あらすじを追いながら、きちんとレビュしてみたいなあ、とほんのり。とりあえず、シリーズ、続編を期待。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
瞳子(とうこ)とおばあちゃんのシリーズ3作目。 温泉に友達に会いに行くというおばあちゃん。瞳子は、これは絶対に不思議な友達だと確信して温泉についてゆく。 山里温泉にまつわる昔話をおばあちゃんから聞くも、温泉ではお湯がでなくなってしまうトラブルに見舞われる。おばあちゃんはスキーをはいて出て行ってしまうが、瞳子はスキーが苦手。絶対、不思議な事になりそうなのに! ・・・旅館にいる瞳子にもそれはやってきた。
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