商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 柏書房 |
発売年月日 | 2012/02/27 |
JAN | 9784760140848 |
- 書籍
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それでも、読書をやめない理由
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それでも、読書をやめない理由
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商品レビュー
3.4
26件のお客様レビュー
紙の本、電子書籍、それぞれ利点があると思います。自分に合った読み方が選べるようになり、読書法の選択肢が増えたとも考えられるかもしれません。
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図らずも、村上春樹訳の「グレート·ギャツビー」を読み進めている所だったので、思わぬネタバレを食らってしまったのは、ご愛敬。しかし、当方がタイトルから、若しくはパラパラと数ページ試し読みして想像していた内容とは少しズレていた。もう少し深く、読書から得られる何かを、文章を書くことを本...
図らずも、村上春樹訳の「グレート·ギャツビー」を読み進めている所だったので、思わぬネタバレを食らってしまったのは、ご愛敬。しかし、当方がタイトルから、若しくはパラパラと数ページ試し読みして想像していた内容とは少しズレていた。もう少し深く、読書から得られる何かを、文章を書くことを本職にしている人間から教授してもらえるかと思っていたので少し肩透かしを食らった。要は、私は昔から本の虫なんだけど、最近SNSとか、インターネットとか、ブログとかに誘惑されちゃってなかなか本の世界に没入できないんだよねー、やばくないー?って内容だった。ある意味では親近感が沸いた。著者は、何故没入できないのか?という内容をあらゆる観点から書いてるのだけど、わざわざ長々文章に書かなくたって分かるじゃないか。この世界は情報に溢れすぎているし、本の世界よりも魅力的なことが次々に出てきているからだ。私はもっと深く読書の深淵を覗けると思っていたので少し残念な部分もある。けれども、著者の読書量は確かにすごく、様々な引用にはハッとさせられることも少なからずあった。かくいう私はというと、インターネットそのものに辟易してきて、今は少しそういったものから距離を置こうとする段に差し掛かっているので、没入できないという著者の意見と対立する部分もあった。また、電子書籍に私は懐疑的な所があるので、私の好きな作家がそれについてどう考えているのかは興味がある。
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もっとわかりやすい「本好きあるある」エッセイを期待してしまった。気軽に読んで読書家の仲間入りしたり気分になれるかと。ところがほとんど馴染みのないアメリカ文学中心の難しい引用ばかりで読むのが辛かった。わたしはギャツビーすら読んでいない。 本と読者との新しい関係の可能性がフェイスブッ...
もっとわかりやすい「本好きあるある」エッセイを期待してしまった。気軽に読んで読書家の仲間入りしたり気分になれるかと。ところがほとんど馴染みのないアメリカ文学中心の難しい引用ばかりで読むのが辛かった。わたしはギャツビーすら読んでいない。 本と読者との新しい関係の可能性がフェイスブックで垣間見れた話は面白かった。 読書の公共的な部分が私的なものになったというくだりも興味深かった。本棚から持ち主の人となりが伝わらないじゃないかと。 そんな危惧からさらに10年、電子書籍はずっと普及してかなりのラインナップになったし、ブクログ を使っているわたしたちは本棚を他人に見せびらかしている。
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