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人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う 「介護崩壊」時代に親子の絆を守る 講談社+α新書
963円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/02/22 |
JAN | 9784062727471 |
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人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う
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人生を狂わせずに親の「老い」とつき合う
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
32頁に、元女性タレントの清水由貴子さん(2009年当時、49歳)が、父親の墓前で自殺し、自殺の現場には、車椅子の母親がひとり残されていたということがあった。 母親は要介護5と判定されており、デイサービスにも通っていたそうだが、介護疲れによる自殺だったようだ。 188頁。 お年...
32頁に、元女性タレントの清水由貴子さん(2009年当時、49歳)が、父親の墓前で自殺し、自殺の現場には、車椅子の母親がひとり残されていたということがあった。 母親は要介護5と判定されており、デイサービスにも通っていたそうだが、介護疲れによる自殺だったようだ。 188頁。 お年寄りを介護する世代の数が圧倒的に少なくなったいまの世の中では、「最期まで自宅で親の面倒をみなければいけない」という考えにとらわれず、認知症かどうかにかかわらず、要介護の人は施設で看てもらうほうがいいと私は思っている。 そうなのかなあ、と思いつつある。 自分の場合、義母が91歳、実母が82歳。 どちらも、自宅で一人暮らし。 91歳の義母は認知症と思われるが、介護認定は受けていない。 食事やトイレは自分ででき、風呂も入れる。 ただ、風呂に入る時は、妻や妻の姉がいる時に行うようにしている。 そろそろ、介護認定を受けた方が良いのでは、と提案しているが、妻には当面その気はなし。 ●2023年2月5日、追記。 義母が昨日亡くなった。 療養型病院で、93歳にて。 介護認定5を受け、数カ月は自宅で介護してたが、約1年前に入院。 一度の転院を経て、最後は療養型病院で亡くなった。 コロナの影響で、面会できずの日々が、切なかった。
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絶望的と思っていた親の介護について、一筋の光が見えた気がする。介護保険のおかげで、民間の介護施設でも現実的な値段で入所できそう。また、後見人については考えさせられた。親がしっかりしているうちに、任意で後見人を選んでおいてもらうのが良さそうだと思った。
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「在宅介護は日本の美風」と言った政治家がいるそうだが、著者はこれは全く事実ではなく、むしろ施設を作りたくない政府や厚生労働省の「洗脳」言動ではないかと糾す。 「介護」ということがこれほど家の中で長く続く行為となったのはごく最近であり、それまでは事実上、寝たきり入院の末に病院で看取...
「在宅介護は日本の美風」と言った政治家がいるそうだが、著者はこれは全く事実ではなく、むしろ施設を作りたくない政府や厚生労働省の「洗脳」言動ではないかと糾す。 「介護」ということがこれほど家の中で長く続く行為となったのはごく最近であり、それまでは事実上、寝たきり入院の末に病院で看取ることが当たり前だったのだから。 そして高齢者の介護を行政が見切り、家族に過剰な負担がかかってきつつある現在、その解決方法は「放置」しかなくなるのではないかと警鐘を鳴らす。 事実、親のために離職する働き盛りの男性は増えてきており、そういう人々は再就職もままならず、親の年金にパラサイトせざるを得ない。女性も介護のために婚期を逸している人は多く、それも少子化の一因なのかもしれない。 しかし、実際に携わる人々以外が介護という事実に目を向けることは少なく、系統だった社会的対応は成されず、政策としてもぱっとしない。 「超」高齢化のみが話題となっているものの、その人々を直に支える側について、もっと考えるべきだろう。そして著者が主張するように「施設介護があたりまえ」という状況を普通にしていかなければならないと切に思う。
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