1,800円以上の注文で送料無料

少女 双葉文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-03-07

少女 双葉文庫

湊かなえ【著】

追加する に追加する

少女 双葉文庫

680

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2012/02/17
JAN 9784575514834

少女

¥680

商品レビュー

3.7

1140件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/06/29

ラストから一気に

2人の少女の物語なのですが、色々散りばっていたピースが一つになった時、読むスピードが格段にあがりました。 途中で感じた嫌悪感も最後にはスッキリ。 因果応報とはまさにこれだなと思います。

鹿内美保

2025/02/11

語り手がコロコロ変わるタイプの作品で、徐々に物語の全貌が明らかになり、2人の世界が重なっていく感じが面白かった。因果応報がテーマになっており、フィクションであるのにも関わらず、ひょんなことから自分も巻き込まれるのではないかというリアル感があった。話の展開がはやく、生々しい人間関係...

語り手がコロコロ変わるタイプの作品で、徐々に物語の全貌が明らかになり、2人の世界が重なっていく感じが面白かった。因果応報がテーマになっており、フィクションであるのにも関わらず、ひょんなことから自分も巻き込まれるのではないかというリアル感があった。話の展開がはやく、生々しい人間関係の美しい部分も汚い部分も描いていて満足感が高かった。

Posted by ブクログ

2025/02/10

湊かなえ氏の二作目。少女たちの高校2年の夏の出来事を描く。登場人物がほぼ全員、絶妙に厭な性格や過去を持ち、それらがこれまた絶妙に交錯して物語が進展する。由紀と敦子の視点を交互に切り替えながら、視点を一人称にすることで巧みに真相を包み隠しながら徐々に明らかにしていく手法は著者の十八...

湊かなえ氏の二作目。少女たちの高校2年の夏の出来事を描く。登場人物がほぼ全員、絶妙に厭な性格や過去を持ち、それらがこれまた絶妙に交錯して物語が進展する。由紀と敦子の視点を交互に切り替えながら、視点を一人称にすることで巧みに真相を包み隠しながら徐々に明らかにしていく手法は著者の十八番。物語の展開がほぼ少数の関係者内で起こりすぎているので小説的すぎる部分はあるかも。終盤にやや前向きな終わり方を似合わせ、でも冒頭の話はどうなった?と思ったら、最後の最後に読後感を悪くする、好き嫌いはあろうが個人的には楽しめた。

Posted by ブクログ