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捏造される歴史
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捏造される歴史

ロナルド・H.フリッツェ【著】, 尾澤和幸【訳】

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捏造される歴史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2012/01/26
JAN 9784562047642

捏造される歴史

¥3,080

商品レビュー

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2021/06/11

歴史学者の本がこうやってつまらないから擬似歴史がうまれるのでは、の見本のような本です 権威ある学者はみんな否定している、とか、複雑だ、とかいって擬似歴史とされるようなものを延々とあげていくだけ それのどこがどうダメなのか、とかの大事なところが足りない 定式化する勇気のないも...

歴史学者の本がこうやってつまらないから擬似歴史がうまれるのでは、の見本のような本です 権威ある学者はみんな否定している、とか、複雑だ、とかいって擬似歴史とされるようなものを延々とあげていくだけ それのどこがどうダメなのか、とかの大事なところが足りない 定式化する勇気のないものが歴史で、勇敢に自説を定式化できる勇気があるものが擬似歴史なのでは、という気もしてくる けども、ポストモダンは受け入れない どうやら歴史があると信じてるような記述もある むしろ、擬似科学は擬似科学として楽しむくらいの余裕があってよいのでは 魔術や錬金術がなければ、ガリレオはうまれなかった アリストテレスの提唱した説は、その方法論含めてほとんどすべて否定されてるけども、その克服を通して近代科学が芽生えた ジョルダーノ ・ブルーノが16世紀にいった、中心がなく無限に続き、であれば宇宙人もいるであろうという宇宙像は、極めて今日的な宇宙に近いのに、火あぶりになった 人は科学的方法論のみによって考えるにあらず。 いつ古くなるかわからない方法論を人よりも上位概念におくと、生きることが退屈になるよね 序章が一番面白かった

Posted by ブクログ

2013/12/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

ロナルド・H・フリッツェ『捏造される歴史』原書房、読了。「アトランティス大陸」から「天地創造説のなかの人種差別」まで--。本書はアメリカにおける疑似歴史、疑似科学隆盛の歴史と現在、そしてその受容心象を明らかにする一冊。http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=2&isbn=04764-2 ロナルド・H・フリッツェ『捏造される歴史』原書房。荒唐無稽と退け、信者を相対化させることも簡単だが、問題は、それが政治的に利用され人種差別や狂信の道具となったり、極端な相対主義が蔓延し、真摯な学問的探究が無視されてしまうこと。本書の報告は日本にも当てはまる。易きへの阿りを排したい

Posted by ブクログ

2012/12/17

帯文:"疑似歴史はどのように作られるのか" "アトランティスから黒いアテナまで" 目次:序章、第1章 アトランティス 疑似歴史の母、第2章 「新大陸」は誰のものか? 第3章 天地創造説のなかの人種差別と疑似歴史 I 、第4章 天地創造説...

帯文:"疑似歴史はどのように作られるのか" "アトランティスから黒いアテナまで" 目次:序章、第1章 アトランティス 疑似歴史の母、第2章 「新大陸」は誰のものか? 第3章 天地創造説のなかの人種差別と疑似歴史 I 、第4章 天地創造説のなかの人種差別と疑似歴史 II 、第5章 疑似歴史家の共謀、第6章 「黒いアテナ」論争、解説―山形浩生

Posted by ブクログ

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