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20歳の自分に受けさせたい文章講義 星海社新書
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20歳の自分に受けさせたい文章講義 星海社新書

古賀史健【著】

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20歳の自分に受けさせたい文章講義 星海社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 星海社/講談社
発売年月日 2012/01/27
JAN 9784061385108

20歳の自分に受けさせたい文章講義

¥924

商品レビュー

4.3

235件のお客様レビュー

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2026/06/06

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』というタイトルが示すように、20代向けの文章指南書である。本書を読了した後で知ったことだが、星海社新書の読者対象は20代・30代である。たしかに30代前半くらいまでなら、高評価となりそうな内容だ。 私は40代ということもあり、物足りなさを感...

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』というタイトルが示すように、20代向けの文章指南書である。本書を読了した後で知ったことだが、星海社新書の読者対象は20代・30代である。たしかに30代前半くらいまでなら、高評価となりそうな内容だ。 私は40代ということもあり、物足りなさを感じた。もっともそう感じたのは、年代だけが理由ではない。文章術の本は何十冊と読んでいるし、ライティングの勉強もしてきたことも関係するだろう。同じように、文章作成の経験を積んだ人や、文章術を勉強してきた人であれば、物足りなく感じる可能性は高い。 本書の文章は整理されており、読みやすい。しかし、内容は薄い。説明が多くて、テクニックが少ないともいえる。 具体的に説明していこう。 まず、本書で軸となっているのは「文章構成」である。下記の文を見ても、それが分かるだろう。 文体の妙、文章の個性、あるいは文章の面白さ。これらを決めているのは、ひとえに構成である。論理展開である。(p107-108) ただ、この論理は飛躍しすぎである。それを説明すると煩雑になるので、追求はしない。この核となる主張に違和感を感じるか否かで、本書を読むか読まないかを判断するのも一つの手である。 文章構成に話を戻す。本書で紹介している文章構成の型は以下の3つである。 1.序論・本論・結論 2.主張・理由・事実 3.起"転"承結 3つだけ。構成を重視しているわりには少ない。一方で、その説明は饒舌である。1を映画やドラマの映像表現に例えたり、2の型をマトリョーシカに例えたりしている。1の説明の一部を引用しよう。 文章を書くときには、常にカメラワークを意識しよう。カメラはいまどこに置かれ、どんな順番で、なにをとらえているのか。対象との距離感はどれくらいなのか。同じ距離、同じアングルばかりが続いていないか。場面(論)が転換する際に、それを知らせる遠景のショットは捕入したか。カメラを意識するようになると、文章と文章のあるべき順番も理解しやすくなる。文章の説得力も増してくる。そしてもちろん、文章全体にメリハリがついて、リズムもよくなってくる。これから映画やテレビを見るときには、ストーリーだけでなく、もっとカメラワークに注目するようにしょう。(p119) 読みやすい文章だが、内容にはピンと来ない人が多いのではないだろうか。その対策として、次のページでは「これは論文やレポートなどの枠組みで、いまいちピンとこないのは、ある意味健全な感想である」と、反論処理を欠かしていない。このようなところが、テクニックに対して説明過多に感じる一因でもある。 作文の経験が浅く、文章術の本を数冊しか読んでいない人なら、異論もなく、納得するかもしれない。すらすらと読める文章は、読み手を納得させる力があるからだ。著者にそういう文章力は備わっている。だが、内容を吟味できる読み手なら、異論も出るだろう。 本書で、文章構成を下記の三段論法で説明しているが、納得いくだろうか。 1.文章には文体がある。 2.文体とはリズムである。 3.文章のリズムは論理展開(文章の構成)で決まる (p56-63) 1については異論はないだろう。2と3については、私は異論がある。皆さんは、どう感じるだろうか。

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2026/04/29

頭の中の「ぐるぐる」を、伝わる「言葉」に翻訳する技術。 「書きたいことはあるのに、うまく言葉にできない。」 そんなもどかしさを抱えている時に、確かな道標となってくれる一冊です。 本書の核心は、 書くことを「頭の中の『話し言葉』を『書き言葉』へと翻訳する作業」と定義している点に...

頭の中の「ぐるぐる」を、伝わる「言葉」に翻訳する技術。 「書きたいことはあるのに、うまく言葉にできない。」 そんなもどかしさを抱えている時に、確かな道標となってくれる一冊です。 本書の核心は、 書くことを「頭の中の『話し言葉』を『書き言葉』へと翻訳する作業」と定義している点にあります。 この視点を持つだけで、白紙を前にした時のプレッシャーが驚くほど軽くなりました。 自分の中に蓄積された思考や経験を、 いかにして読み手が受け取りやすい形に整えていくか。 そのための具体的なプロセスが、非常に論理的に明かされています。 特に、「読者の椅子に座る」という考え方は、文章における誠実さの根幹だと感じました。 自分の思いを一方的にぶつけるのではなく、相手にどう届くかを想像しながら言葉を紡ぐ。 その積み重ねが、結果として自分自身の思考をより深く整理することに繋がります。 テクニックの解説にとどまらず、「書くことを通じて自分を発見する」という、知的生産の本質を教えてくれる講義です。 これから何かを形にしようとする人、自分の考えを整理したいと願う人にとって、 世代を問わず手元に置いておきたい「言葉の教科書」です。

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2026/04/14

実践的でリアリティがある。 いい文章とは、人を動かす(行動変容を起こす)ものに納得。 文章を書く際に文才やセンスは不要で、ロジカルな型への理解と「書く」量が大切だと思った。 文体のリズムや余白、編集に関しての内容も面白く、なんとなく私が感じていたことが明快に書かれてる!とスッキ...

実践的でリアリティがある。 いい文章とは、人を動かす(行動変容を起こす)ものに納得。 文章を書く際に文才やセンスは不要で、ロジカルな型への理解と「書く」量が大切だと思った。 文体のリズムや余白、編集に関しての内容も面白く、なんとなく私が感じていたことが明快に書かれてる!とスッキリした思い。 個人的に好きな文章は、「映像が思い描ける」なのだが、それを筆者も後押ししてくれてるようなことが書かれてあって嬉しかった。 文章を書くからと言って、机にずっと向き合うよりも、映画を見たり絵を見たり、自分の内側に触れる体験が必要なのだというところも共感した。

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