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小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
発売年月日 | 2012/01/23 |
JAN | 9784903908328 |
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小商いのすすめ
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商品レビュー
3.6
85件のお客様レビュー
「いま・ここ」に責任をもつ。地に足をつけて、互いに支え合い、ヒューマンスケールで考える。 帯にも書かれている主張に心から共感する。 一方で、経済成長を完全に否定している点には違和感を覚えた。確かに「消費と欲望の拡大再生産」は不毛で持続可能でないかもしれないが、これは方向性を誤って...
「いま・ここ」に責任をもつ。地に足をつけて、互いに支え合い、ヒューマンスケールで考える。 帯にも書かれている主張に心から共感する。 一方で、経済成長を完全に否定している点には違和感を覚えた。確かに「消費と欲望の拡大再生産」は不毛で持続可能でないかもしれないが、これは方向性を誤っているからであって、経済成長(GDPの増加と定義しておく)そのものが否定される理由にはならない。 むしろ、あるべき経済成長とは何かをヒューマンスケールで考えるべきだと思う。
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ミシマ社さんの本。小商いとは何で、どうやればいいのかというノウハウではなく、なぜ著者が小商いが今の日本に必要だと感じているのかを語る内容。スモールビジネスやポスト資本主義的な様々な取組みの潮流の走りの方の本なのかな。小商い、ヒューマンスケールという方向性的には読む前から賛同してい...
ミシマ社さんの本。小商いとは何で、どうやればいいのかというノウハウではなく、なぜ著者が小商いが今の日本に必要だと感じているのかを語る内容。スモールビジネスやポスト資本主義的な様々な取組みの潮流の走りの方の本なのかな。小商い、ヒューマンスケールという方向性的には読む前から賛同しているのだが、本書の内容自体は著者のノスタルジー的な感覚優先で論拠を飛ばした文章には素直についていきにくい部分もあった。名著と言われてますし著者と時代を共にしてきた同世代の方にはスッと読めるのかもですね。
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「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」の著者である、 パン屋タルマーリーの渡邊格さんが著者内で強く勧められていたので読んだ。 所謂ビジネス書と言うよりは、 人生哲学の部類に近い本かと思いますが、 日本の経済発展の歴史を踏まえ、今日本人にとって必要な生き方とは何かを考えさせてもらえ...
「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」の著者である、 パン屋タルマーリーの渡邊格さんが著者内で強く勧められていたので読んだ。 所謂ビジネス書と言うよりは、 人生哲学の部類に近い本かと思いますが、 日本の経済発展の歴史を踏まえ、今日本人にとって必要な生き方とは何かを考えさせてもらえるとてもよい本でした。 小商いとは、小さな商売のことではない。 東日本大震災をきっかけにいっきに筆を進めて書き上がったという本著では、震災の時の一連の流れをみる中で、これからの社会で必要なのは、今、身の回りにある小さな問題を全て自分ごととして引き受け、責任を持つ。即ち、一人一人が大人になることが苦境を乗り越える第一歩になるという。 帯にある 「日本よ、今年こそ大人になろう」という一言がとても身に沁みる。 確かに昨今の疫病にはじまりワクチン騒動を見ても、自分の頭で考えず、責任を他者に負わせようとするこの傾向は、大人になりきれない子どもばかりなのではないかとうんざりする。 かつて、無償で地域のため、社会のためと損得顧みずに仕事をしていた日本の大人たち。確かに、あの当時の大人の在り方があれば、他責にせず自責で生きる、プロの大人集団の集積で未来は変わりそうな気がする。 タイトルから興味がわかなくても一度読んでいただきたい一冊。
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