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IFRSの会計 「国際会計基準」の潮流を読む 光文社新書
902円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2012/01/17 |
JAN | 9784334036638 |
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IFRSの会計
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IFRSの会計
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
IFRSの生まれた背景から書かれていて現在の会計基準の流れが理解できる。 IFRSで何が変わるの?って人は第6章に書かれてるけど分量が少ないので別の本を読んだ方がいいと思う。 会計をめぐる国際基準の流れに乗り遅れる日本の迷走が深く印象に残る一冊でした。
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財務会計は投資家向け情報開示ツールで概念だから、必ずしも財務の実態を表すわけではない。だから粉飾は論外としても財務内容を良く見せるためのテクニックがあるのはある意味仕方ない。これに対してIFRS では極力実態を表すような基準設定を推進するだけでなく、できあがった財務諸表が「真実か...
財務会計は投資家向け情報開示ツールで概念だから、必ずしも財務の実態を表すわけではない。だから粉飾は論外としても財務内容を良く見せるためのテクニックがあるのはある意味仕方ない。これに対してIFRS では極力実態を表すような基準設定を推進するだけでなく、できあがった財務諸表が「真実かつ公正な概観」という規範に則しているかを経営者と監査人に最終的に判断させる。個別の会計基準を満たしてさえいれば、グレーな会計処理をしていいというわけではない、ということだ。これはある意味性善説であり、経営者と監査人に高い道徳的規範を求める。こうした規範は骨抜きになる危険性があり、実運用のためには法律や司法、監査法人側の体制整備が大変だと思うが、IFRS の精神はまともだな、と感じた。(なにかの基準変更=既得権益者に都合のいい変更Only、と反射的に感じることの多い昨今では久しぶりに。)まあ会計の現場は作業量とコストが増えてめんどくさいだろうけど。
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