商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 西村書店 |
発売年月日 | 2012/01/18 |
JAN | 9784890136605 |
- 書籍
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死ぬ権利はだれのものか
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死ぬ権利はだれのものか
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終末期における医療の法・倫理の議論について、その背景(どのような医療技術が関係しているか、どのような事件が起こったか、等)から紹介している良書です。 心肺蘇生法、電気ショック、栄養チューブ、移植などといった医療の発達によって、それまで想定されていなかったような状況が発生するよ...
終末期における医療の法・倫理の議論について、その背景(どのような医療技術が関係しているか、どのような事件が起こったか、等)から紹介している良書です。 心肺蘇生法、電気ショック、栄養チューブ、移植などといった医療の発達によって、それまで想定されていなかったような状況が発生するようになり、全く新しい論争や訴訟が起こるようになった、という流れを知ることができました。 そして後半のパートでは、ホスピスや緩和ケアの誕生についても紹介しており、これらは将来的により重要性を増していくだろうと将来の展望を示しています。 最後は、 そしてみなさん方は、ゆっくり語り合ってほしい。ご幸運とご成功がありますように。 ということばで締めくくられています。 終末期医療は、どんな科に行くにしろ(「距離感」は違っても)結局避けては通れないし、考えていかないといけないテーマです。 そして考える上は、(著者も書いているように)しっかりと時間をかけて、慎重に、独りよがりにならずに考える必要があります。 中途半端に「自分では考えてるつもり」状態になるのは、自分にも周りにも危険になりえます。 考えるにあたって、「巨人の肩の上に立つ」じゃないですけど、こういう議論の背景を学んでおくことは必要だし有益じゃないかなーと思います。
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クインラン事件、クルーザン事件やシャイボ事件などの米国の裁判の歴史と論評。かなりしっかりしている。図書館に入れてもらおう。
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