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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/01/18 |
JAN | 9784104781034 |
- 書籍
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アートの起源
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アートの起源
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
『丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された「アートの起源」展のカタログとして』とあるけど、読んだ印象としては、杉本博司氏のこれまで関わってきたアートがテーマのエッセイ集といった印象。全部が理解できるわけではないけど、面白かった。 杉本氏の知識や興味の範囲もさることながら、古美術側か...
『丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された「アートの起源」展のカタログとして』とあるけど、読んだ印象としては、杉本博司氏のこれまで関わってきたアートがテーマのエッセイ集といった印象。全部が理解できるわけではないけど、面白かった。 杉本氏の知識や興味の範囲もさることながら、古美術側からも杉本氏を求めるような出来事(『時の浮き橋』)もあり、もうすごいとしか言えない。 『魔の差す場』での『神秘主義者という魔物と、合理主義者という妖怪が二匹住みついている』。『高松宮殿下記念世界文化賞を受賞して』での句の解説。中沢新一との対談『歴史の歴史』での「歴史や流行のスパンが短くなってきている(スピードアップしている)」。などなど、時間をおいてまた読みたいところがたくさんある。 長時間露光での撮影・写真が好きということもあって、ウェブで見かけた『劇場』シリーズの美しさに惹かれたことが杉本博司氏を知る切っ掛けだったと思う。そのため杉本氏を写真家として認識している時期があって、その後SWITCHインタビューか何かで拝見したときに(当然写真も含めた)現代美術家であるという認識に改めた。ということも思い出した。
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知的探究と空想と繰り返し、骨董(歴史)と写真(科学)で遊ぶ。そんな杉本さんの思考が垣間見れる本。 杉本さんの本の中では特に"言語"に焦点が当てられているような気がします。 科学、歴史、宗教etc..についての膨大な知識に裏付けされた空想には「そういう見方もあ...
知的探究と空想と繰り返し、骨董(歴史)と写真(科学)で遊ぶ。そんな杉本さんの思考が垣間見れる本。 杉本さんの本の中では特に"言語"に焦点が当てられているような気がします。 科学、歴史、宗教etc..についての膨大な知識に裏付けされた空想には「そういう見方もあるのか!」とひざを打ちたくなるものもあるし、そんな空想の一端が作品につながっていることにワクワクする。
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刺激的な章と退屈な章の差がすごい。なんだか茶の湯関係は気合入ってる傾向。ジェットコースターのような対談は、体感含め楽しめた。
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