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ニッポンのサイズ 身体ではかる尺貫法 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/01/17 |
JAN | 9784062767538 |
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
メトリックはとても優れてると思うけど、過去の日本の度量衡も知ってみると感覚的に把握しやすいものが多くてそれなりに意義があったなあという感想。尺が歩幅を元にしているとかは確かにわかりやすい。まあ楽しく勉強になった雑学本だね。
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メートル法しか知らない世代である私にとっては、尺貫法の方がわかりやすい、とまでは残念ながらいかなかったが、体の大きさを目安としてできたものというところはよく理解できた。 ただ、本書は欲張りで、尺貫法だけでなく、暦のことまで解説してくれる。 昔の単位について、あらかたのことがわかる...
メートル法しか知らない世代である私にとっては、尺貫法の方がわかりやすい、とまでは残念ながらいかなかったが、体の大きさを目安としてできたものというところはよく理解できた。 ただ、本書は欲張りで、尺貫法だけでなく、暦のことまで解説してくれる。 昔の単位について、あらかたのことがわかる、とても便利な本だ。 浮世絵をはじめとして、江戸時代の出版物の引用が多くて、ビジュアルに訴える構成。 「なごみ」が初出と聞いて、納得だ。 一番面白かったのは、匁と五円玉の関係。 そういえば最近のネットニュースでも、五円玉はアラビア数字が刻印されていない、日本のコインの中でも珍しい部類だと読んだ。 それ以外に、この本から学んだのは、五円玉の重さは一匁(3.75g)であり、それは七世紀の開元通宝(ただし唐代のもの)と同じなのだとか。 「一文銭の目方」から文目、匁ができたそうなのだ。
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著者は言う、現在の世界共通のメートルというはかり方は、地球の子午線が基になっていて、捉えづらい。かわって、尺やフィートなどの長さのはかり方は、それぞれ手や足が基になっている。昔の長さ、重さの量り方は実生活に基づいた合理的なものだったのだそうだ。はかることの歴史がわかる本。
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