商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/01/12 |
JAN | 9784480429018 |
- 書籍
- 文庫
ラピスラズリ
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ラピスラズリ
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商品レビュー
3.6
64件のお客様レビュー
冬眠する貴族たちと、館の使用人たちの物語。 眠りのための棟を取り巻く「死」の要素がゴシック的で恐ろしくも美しい。 冬眠者たちは「春」の概念そのものを表す寓話的な存在なのかなぁと、最後の章のきらきらとした終わり方を見て思った。
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綺麗な作品だとは思うのですが、内容が難解。 登場人物が次々に変わるので、読んでいるうちに「今誰の話をやってるの?」となりました。 冬眠者、使用人、人形、ゴースト、春の目覚め。 寒々しいイメージが重なりあい、絡み合い、幻想的な美しさを醸し出しています。
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『歪み真珠』から読んでしまったのだけど、『ラピスラズリ』から読めばよかったかな…と思いつつ、でもそれほど違和感なく読めたから、これでよかったのだと思う。難解です。一度読んだくらいではちょっと分からない。特に3つ目の「竈の秋」は人物が多く出てくるし、視点がころころ変わるので日本古典...
『歪み真珠』から読んでしまったのだけど、『ラピスラズリ』から読めばよかったかな…と思いつつ、でもそれほど違和感なく読めたから、これでよかったのだと思う。難解です。一度読んだくらいではちょっと分からない。特に3つ目の「竈の秋」は人物が多く出てくるし、視点がころころ変わるので日本古典文学のようだと思った。私は「閑日」が好きだった。時間を置いてからまた読みたい。ただ、冬眠者たちの物語を冬から春にかけて読めたことは、ベストだったかもしれない。
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